
もしね
もしも ボクが くもにな
ったらね

ママが おひさまのひかりでまぶしくないように
そっと かげをつくるよ
よるになったら おほしさまになって
いちばん きれいに ひかるよ
ママが
あさ 目をさましたら
ボクは ことりになって
ママにおはようっていって
ほっぺに キスをしよう
そして ママが きょうも すてきないちにちを おくれるように
かわいいうたを うたってあげるね
ボクには パパがいないけど
ボクが パパのかわりになってあげる
でも ママがいるから
ほんとは パパなんて いらないよ
ママが
うれしいとき かなしいとき
おこっているとき わらっているときも
ずっと ずっと ボクはママのそばにいるよ
ママの においや
ママの こえ
ママがぎゅってしてくれたときの あったかい ぬくもりを
ずっと ずっと わすれない
ママのまえから
ボクが いなくなっても
ボクは いつも ママのそばにいて
ママをまもるから
ないたりしちゃだめだよ
せかいで いちばん だいすきなママ
ボクを うんでくれて
ありがとう
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少し前に
夕方のニュース番組のドキュメンタリーで
確かまだ小学校にもあがらないような小さな男の子を見ました
生まれた時から 心臓が悪い難病で
ICUのような隔離された病室にいて
外へはでられず鼻からチューブを通していました
早く学校に行ってみんなと一緒に勉強したいと話ていました
長年移植手術を待ち
ようやくドナーが現れ海外へ
長時間の手術のため
男の子の体力がもつかどうか心配されましたが
素晴らしい先生のおかげで手術は無事成功しました
男の子はすっかり元気になりました
もう少したてば
日本に帰れるくらいまで
回復しました
それから数日後
移植した臓器が合わずに拒絶反応を示し
身体中が 赤黒く腫れ上がり
顔もむくみでぱんぱんに腫れ
呼吸をするのもやっとの状態になってしまいました
そんな状態でも
その小さな小さな男の子は
だいすきなママに心配をかけないように
今にも消えそうなくらい小さな命の火を燃やし
そっと微笑みました
きっと
自分の命がもう長くない事をわかっていたんですね
身体中が痛くて 胸も苦しくて とても辛かったと思います
でも 自分が弱音を吐いたらママが悲しむと思って
最後に見せた 精一杯の笑顔が
どれだけ多くの人の心を熱くしたでしょう
男の子は 今 天国で元気に小学校へ行ってると思います
私は その5歳くらいの小さな男の子に 頭が上がりませんでした
生きた時間の長さって問題じゃないんですね
自分に与えられた時間をどう生きたか
それが人としての価値を決めるような気がします
お母さんも本当に素晴らしい人でした
お父さんがいなくて
さぞかし心細いのではと思いましたが
とてもとても 強い人でした
あのお母さんだから
こんなに立派な男の子に育つんだなと感心してしまいました
今日は あの小さな男の子の事を思い出し
お話を書いてみました(^-^)
あの小さな男の子は
きっと ベットの中でこんなことを思っていたんじゃないかな と思って♪
ぺろにゃん

