いつもより、陽射しの強さをカーテン越しに感じた朝。
今日から3日間ほどは気温が上がり、予報も晴れ。
こんな日は朝からモゾモゾして、ベッドの中で1日の時間の組み立てをする。
少しでも無駄な時間を作りたくない、と思う私。
年を重ねれば、これまでよりゆったりとした時間を過ごせるのかと期待していたが、大きくそれは裏切られた。
若い頃と違って、もう何十年もないんだな、と感じるその気持ちが今の私の原動力。
もたもたしていられない、したい事は全てやって、行きたい所へは行けるうちに行く、これをモットーにしている。
そうやって自分に彩りを持つ。
外に出てみると外気は冷たくて、一瞬でキュッと引き締まる頬を撫でた。
家の前の街路樹や、遠くに見える山の頂は、これまでとはまた違った色を持ち、目を楽しませてくれるのに充分過ぎる。
極まる前のこの季節感が好きだ。
昨日長野県まで林檎狩りに行った知人が、大きくて蜜がぎっしり入ったもぎたての林檎を届けてくれたので、1つは速攻剥いで食べて、それからジャムを作った。
自分で焼いた食パンにたっぷりのバターを塗って、その上にこれまたたっぷりのジャムを乗せて食べる朝食は、平凡で凹凸のない毎日を過ごす私にとって、これもまた彩りを与えてくれる至福の時。
あー美味しい、が今日の第一声だなんて、永遠の漂流者だった私の、見つけられそうで見つけられずにいた物が、それが一体何だか判らずにいるその物が、そこにあるような気がした。
私が今拝読しているブロガーの方は、実はもう何年も前から読ませていただいていて、数少ないフォローではあるが、これからもずっと読ませていただきたい、と思っている方々。
その中のお一人は、コメントやメッセージに不愉快な事があったらしく、しばらくお休みするとの事だったが、昨日気がつけば短く更新されていて、そこに私の大好きなガガの曲が貼り付けてあった。
キャッ💕と乙女みたいに喜んでしまった。
もうお一人は、ご家族に悲しい出来事があり、夏からずっと悲痛の中におられる。
私如きが言葉をかけたぐらいで、彼女の心が潤うはずなどなく、それでもいつもブログを拝読するたびに、涙の海をスポイドで吸い取ってあげたい、と出来るはずのない慰めを持っている。
毎日が楽しく薔薇色に染められている、そんなおめでたい人間などほんの一握りで、それが良いのかどうかは別として、日々人間は何かに躓いたり、何かに行く手を遮られたり、そう簡単に思い通りになど行かないものだ。
それでも、そんな暮らしの中に必ず気付きはあって、それが人を成長させる事であり、それが後に自分に色付けされるものだと私は思っている。
もしキミがかたをおとすなら
はげましの色をおくりましょう
もしキミがなみだをこぼすなら
とうめいな色にとかしましょう
今朝、季節外れのカマキリを見つけた。
君は今、何を思い何を感じているのだろう。
そして、君の瞳には何が映っているのだろう。
もしキミがひとりぼっちなら
あたたかな色でつつみましょう


