レッドクリフ Part1 | ー Dignified eleganceー 今ここを最高に美しく☆認識を美学する

ー Dignified eleganceー 今ここを最高に美しく☆認識を美学する

日本オリジナルの教育技術「nTech」を今ここに活用し、誰もが自分のDignity(尊厳)を咲かせる生き方が当たり前になる世の中にしたいです。日本を世界の学校に✨

レッドクリフ Part1すごく良かったです。

早くPart2が見たい!!4月が楽しみ!!

しかし複雑な心境も、、、正直。。

 

どう思うかの世界だから解釈は自由なのだということで

あくまでも私の観る世界。

 

実は映画の最初のシーンが一番泣きました。

激しく戦うシーンで始まるのですが、、

人類は相手の体を殺すことでしか世界統一を実現する術を

見いだせず、未だその歴史は何ひとつ進化発展していないことに

本当に憂う気持ちでいっぱいになりました。

 

“なぜ、人間は無知なのか?”

 

自分の体だけを自分だと思う悟りのない人間の描く夢やVision。

それはだた、限界。常に誰かを傷付け泣かせる。

もうこんな辛い人類歴史を繰り返すのはたくさんだ、、、

そんな涙が溢れて苦しかった。

 

でも、、そんな中でも家族や民を大切に想い、

愛・信頼で結ばれた人間の姿は、それはそれは美しく映りました。

 

長坂の闘いで劉備の子を救うために、敵地にひとり乗り込み

見事救った趙雲の勇敢さは素晴らしかった。

でも二人を生かすために自ら命を絶つことを選択した

劉備の妻の無我的愛もまたそこにありました。

自分以上のものの為に自分の命さえ捧げることができる。

 

 

曹操軍に立ち向かう為、劉備軍は孫権軍と同盟を結びます。

 

孔明が周瑜を説得するシーンは言葉を超越していて、、、

ただただ、、、美しい。。

二人が即興で琴の音を合わせるのです!!

 

孔明→“友人になってくれないか。”

周瑜→“分かった、一緒に戦うよ。”

 

躍動的で艶やかで魅惑的な共奏!!

心がひとつに溶けあう瞬間、、エクスタシーそのもの。

 

エクスタシーと言えば、、小喬が怪我をした周瑜に自分の手で

包帯を巻いてあげるシーンはとても好き。

自然と呼吸が、、、緩やかになって、、ほどけていきます。

深い一体感、愛の交流そのものという感じ。

体と体が繋がる世界だけではないのだと

人間の∞センスの開花に希望を感じます。

 

 

そして、、曹操が狙う天下統一の原動力は何か?

 

曹操は愛する小喬を自分のものにしたいと強く願っていました。

一人の男が一人の女をどこまでも自分のものにしたいという想い。

 

大きな力を動かしているのも、結局は体だけが自分だと思う

人間の欲でしかないことを改めて思い知ります。

そして女は常に戦いを悲しみと共に受止めながら、

永遠なる平安・平和を求めている。

 

男はそれに応えるべく民を守り領土を広げ、天下統一して

平和を実現しようとする。

 

 

だから、つまりそれが間違っている。

 

言ってしまえば悟りのない人間の認識出発の夢やvisionでは

いつまでたっても平和は来ない。

憎しみと闘争の悪循環。どこまでもそのフラクタルだけ。

 

 

平安、平和とは、、

今ここがもう世界統一されており

足りないものはなに一つない今、ここが

究極の平和、認識革命から、

悟った人間としての生き方からスタートしていくものだ。

 

 

 

改めてそんなことを感じさせられた内容だった。

 

 

そして、アメリカ金融経済の没落が加速する今、このタイミングで

何故中国がこれだけのお金をかけてこの映画を出してくるのか、、、

これを通して、中国・韓国・日本、、、そしてアジアにどんなイメージを

無意識として与え影響していくのか。。それを感じると、、、

 

日本、、目覚めないとな、、そろそろ。

と思う。

レッドクリフ