こんにちは！

管理栄養士の倉林です。

突然ですが、春と冬、どちらのアスパラガスが栄養価高いと思いますか?

今回はアスパラガスの旬の栄養価の違いについて、お話しさせて頂きたい

と思います。

旬の栄養価の『違い』が絶対に見逃せないのが春のアスパラガスです。

まず、血流改善に効果的なルチンが、冬場のハウス栽培のものに比べてなんと約7倍!

β-カロテン量も冬に比べて3倍にもなります。

肝機能促進や疲労回復に効果があり、栄養ドリンクにも含まれるアスパラギン酸をはじめ、

ビタミンC、カリウムなど高い栄養価のアスパラガス。

茹で調理でもそれほど栄養は逃げませんが、加熱し過ぎはビタミンの減少のもとです。

旬のアスパラガスは甘みも強いので『さっと茹で』か『電子レンジ蒸し』でシンプルに食べるのがオススメです。

アスパラガスの保存は立てておくのが正解。
横に寝かせて置いておくと、アスパラガスは地面から離れようと穂先が上に向かって曲がります。このエネルギーで蓄えられていた糖を使ってしまうため、アスパラガスを保存する際は立てておきましょう。

一年中食べられるようになったアスパラですが、旬は春！

この春は旬のアスパラガスを美味しく食べて、もっと効率的に栄養を摂りましょう。

春と冬のアスパラガスについて