妻は、小さなことでも「否定」と解釈した途端に逆上する。
それが、私の感想あるいは、客観的な一般論だったとしても。
常に肯定し続けなくてはならない。
例えそれが、私自身の良心や道徳心や正義感に基づいた意見や、間違いの指摘、提案であっても。
私は自分の心に嘘をついてでも、妻を擁護しなくてはならない。
困った事に、この「否定されたら逆上する」という性格が、5歳の長女にも見られる。
そして、3歳の次女はこれを真似て、同じような行動をとる。
生まれ持っての性格か、環境によるものなのかはわからない。
赤ん坊のころから、異常に泣く子ではあったし、後日知ったが妻の親からは「普通じゃない」と言われていたらしい。
妻がヒステリーを起こす時に、
「お前もお前の家系も精神病だ![長女]も精神病だわ!うちの母親も随分前からきづいとったわ!」
と私に向かって決めゼリフをよく言う。
ちなみに、妻の母親と妻の祖母も、かつてはヒステリーを起こして周囲を振り回していたと聞いている。
妻は長女に対して「めんどくせー女だな!産みなおしたい。産むんじゃなかった。」ときつく言う。
私が、「それは絶対言ってはいけない言葉だ」と割って入る度に、怒りの矛先は私にも向かってくる。
妻の言葉を借りるならば、「あなたが一番めんどくさい女だ」と思う。
妻を否定しているわけではないが、この言葉だけを切り取って聞けば、一般的にも妻を否定するように聞こえるだろう。
妻にとっては間違いなく「否定」と受け取られる。
言わないけど。
