一歳と一か月を過ぎたお盆の日。




私とゆうきと母と弟で高知県の田舎に行っていました。




そして、大阪に帰る日、ゆうきは熱を出してしまいました。




冷えピタで熱を冷ましながらの帰路。無事に家に到着して夜になり寝ようとしたとき、異変がおこりました。




ゆうきが痙攣しているのです!!!




初めて痙攣を目の当たりにした時は、このまま死んでしまうんじゃないかと不安で不安でたまりませんでし




た。




救急センターへ電話をし、指示を仰ぎ、病院へ・・・。熱性けいれんの坐薬をもらいました。




それから、たまに熱を出すと、痙攣をおこすようになりました・・・。




痙攣がおこった場合、どのような痙攣なのか、痙攣している時間を測ったり、坐薬を入れたり・・・




そんな冷静に出来るかっ!と思うのだけど、大事なことらしいので、ノートにメモメモ。。。




5分以上の痙攣は危険なので、即救急車で病院へ。




数回繰り返すとそのうち慣れてきて、そのうち治まるだろう などど自己判断してしまったり・・・。




でも、救急車を呼ぶほどの発作は今のところはないので、安心。




それから一年と2か月後の2歳と2か月の時、今までの痙攣とは違った発作が起こった。。。




そのころ周りの同じ月齢の子達は歩きだしていること、ようやくはいはいとつかまり立ちに慣れてきた



ゆうき。




いつものようにハイハイしているのに、バランスを失って転んでしまう。。。




つかまり立ちをしていると、急に手の力が抜け、後ろに倒れてしまう。。。




今までのような、硬直した感じの発作とは違い、ゆっくりだけど、急に力が抜けるような発作。




とりあえず、病院へ行き、診察してもらい、そのまま入院・・・




だけど、その発作は治まるどころかどんどんひどくなっていきました・・・。




つかまり立ちをしてもこけてしまうので、子供用のベッドの柵の周りは布団で覆った。




でないと、転んで柵で頭を打ってしまう。




転ぶ回数は、多くなり、とうとうお座りも出来なくなってしまいました。




どうして?原因は何なの???と思いながらも、先生も色々調べてくれるけど、何も進展しませんでした。




入院生活も3週目を迎えた、ある日、保育園の大好きな先生がお見舞いに来てくれました。




ゆうきは、満面の笑みで先生に抱き付き、プレイルームで遊んでいると、なんと!!!




それまで、お座りも出来ずに転んでいたのに、ハイハイしだしたんです!!




それ以来、転ぶことなく無事退院となりました。




原因が何だったのかはわからないままでしたが、とりあえず、ほっとしました。




とても、よくしてくれた病院の先生だったのですが、ゆうきの為にも、母子センターを紹介してもらうことにし



ました。




何度目かの脳波の検査で、てんかん だということがわかりました。




テグレトールを処方してもらい、飲み続けたところ、熱性痙攣は起こらなくなりました。




でも、あの脱力発作からちょうど一年後、またあの発作が起きたのです。




数日、入院して、脳波の検査。




すると、またべつのてんかんがあることがわかりました。今度はマイスタンという薬を処方してもらいました。




今まで、聞いたこともない、てんかん という病気。




そして、あの事故がおこりました。 てんかんの薬を飲まずに運転して、発作がおき大事故につながった




というあの事故。今まではさほど気にしていなかったけれど、ゆうきもそうなってしまうかもしれない。




気をつけなきゃいけないなと思い知らされた事故でした。




私自身は経験のない、てんかん。 その発作は苦しいものなのだろうか・・・。




ふっと、意識が遠のくような感じだけれど、辛かったりするのかな・・・。




脱力発作の時は、思い通りに行かなくて、泣きそうな顔してた。




まだ2歳なのに、辛いだろうな。変わってあげられたらどんなにいいか。




あれから、薬のおかげで発作は起こってないけれど、このまま発作が起こりませんように・・・。