宇宙兄弟というアニメを知っているだろうか?
兄を軸に宇宙飛行士を夢見る人たちの物語が描かれているのだが、とても感動と勇気を与えてくれる作品だ。
なんていうのか、「人生におけるやる気?」みたいなのを与えてくれる。
今日はそんな作品と同じように、私に「生きていく勇気」と希望を与えてくれたアニメ作品を紹介したい。
「のだめカンタービレ」!
2001年から、女性漫画誌『kiss』にて、二ノ宮知子さんを著者に描かれた日本の漫画だ。(アニメもある)
物語は始まって早々、ゴミ屋敷でピアノを弾く少女から始まるのでインパクトもあって、いきなり引き込まれる。
ピアノ以外は点でダメな女子大生と、全て完璧にこなしてしまう秀才の男子大学生の恋物語なのだが、彼らの音楽と向き合う姿勢や、日々の努力、そして本番での演出には心奪われる。
こっちまで緊張するし、なんとなく体に力が宿る感じがする。
小説家の森博嗣さんは「僕の面白いには、美しいも含まれている」と言っていたが、
この作品にはまさに美しさと、面白さがうまく合わさっているように思えた。
(勝手な想像、、)
一番の特徴は、アニメを見ながら音楽を楽しめるという点だろう。
それだけではない。アニメにおいて、セリフはとでも重要な役割を果たす。
語彙力がなければ、なんとも平面的で、奥ゆきのない作品になってしまう。
ゆえに、ほとんどの人が注目しているところでもあると思うが、
作品の中で、
「俺は夢見たながら、昨日まで諦めていた」や、
「人を緊張の糸で縛り付けて、いきなり横殴りするようなピアノの序章から、、」
などのように、私好みの文体がたくさん詰め込まれていて、いろんな楽しみ方があった。
もちろん、なんでも好みがあるから難しいが、画面を見なくとも、耳だけでも作品を楽しめた。(洗濯物を干す時とか、、笑)
私のように現実に疲れていたり、やる気がなくなっていたり、学園系のアニメを探しているのなら、是非ともこのアニメをお勧めしたい。
ちなみに、私もこのアニメを見て、クラシックが好きになった。
作中に登場した曲の中から、私が真っ先に好きになった二つを載せておこうと思いますので、興味があれば是非とも聴いてみてください。