TWITTERや、インスタグラムを見ていると、自分では成し得ない偉業を軽々とこなしている(そう見える)人たちがズラリといる。
自分の理想像を見ることで、モチベーションを保つことができる、という人がいるが、特に確固たる目先の目標がない人にとっては毒にもなる。
私の場合は、なぜか自分を卑下し、罵倒へとつながるので、明らかに後者だ。
最初は一流大学に入ってやる、とか、この人みたいに可愛い彼女を作ってやる、とか意気込みを入れたは良いものの、結局は「のび太」の二番煎じとなる。
小学校の時には、担任の先生が、人間は失敗から学ぶ生き物だ、と言っていた。
だが、失敗をしたことのない人間は、何から学びを得るのだろう、という疑問がずっと解消されないままである。
自分が見聞きした情報から、想定される中でもっとも蓋然性や、普遍的であるものを選んでいるのだろう。
歴史では、勝者の残す言葉が真実となり、後世に語り継がれる宿命にあるのと同じで、
私の頭の中では、思い描く世界の解像度や、臨場感が高い方が真実となるわけだ。
つまり、空想を現実にするのが「臨場感」だ、とも言える
政治では、デマゴーグ(騒動と混乱を誘発する人物)が巧妙な人心術や、魅力的な言葉で市民を思い通りに動かし、
私の内なる世界では、不安や、恐怖を煽って、ネガティブな方向へと導こうとするものがいる。(ダーク・メンターと呼んでいる)
そんなことがあるので、「怒るのではなく、叱りなさい」と言われるように、
感情的反応ではなく、理性的対応。
罵詈雑言ではなく、理路整然。
想像よりも、創造。