僕は人前になると、背筋が凍り、腰が引き気味になるようになっていた。
おそらくは、上記のような行動を取るように幼少期の記憶を元に、無意識に自分がそうプログラムしたのだろう。
だけど、人一倍辛い経験をしたからと言って、世の中は優しくしてくれない。
自分で変わろうと行動しないと、変わってくれない世の中。
そんな世界で自己嫌悪や、脱力感を味わう余裕は僕にはない。
だから、いつもイライラしていた。
「なんでやっちまうんだよ!」
そしてその後には、トイレかベッドに引きこもり、
「こんな僕でゴメンね」と謝っていた。
何よりも辛いのは、その先にある「否定」だ。
そう、、、両親の否定である。
自分を否定するということは、最終的には生みの親であり、育ての親でもある父と母を否定にする事になる、、
そんな気がした。
〜追伸〜
「自分を好きになれない、自分」を題材に書きましたが、結構シビアな問題なのでは無いでしょうか。
最近では、他殺率よりも、自殺率の方が上回っている研究結果も出てきて、日本は特に若者の自殺率が多いことで世界的に有名だそうです。
そう考えると、
「自分から自分を守る事」こそが、この21世紀のライフレッスンなのでは無いでしょうか。
昔読んだ本に、「怒っている人は、困っている人」とありました。
嫌なことがあると、ついイライラして、暴走してしまいがちですが、そうゆう時こそ、この言葉が力を発揮すると思います。
怒ったり、感情の起伏が激しい時は、無理やりご褒美をあげるくらいが丁度良いのでは無いでしょうか。