グローバルタッグリーグ戦
日テレG+で、NOAHのグローバルタッグリーグの開幕戦をテレビ観戦しました。4月11日に行われた後楽園ホールの大会です。お客さんはやや少なめでした。普段新日本プロレスの試合をテレビ観戦することが多く、このところ後楽園ホールは札止めが続いているので、やはりどうしても寂しく見えました。開幕戦ですし。欠場選手がいたり、黒い交際についての問題があったりと、沈んだ話題を耳にするNOAHですが、そういう悪い流れを断ち切ってほしいなぁと思います。軍団抗争が始まっているので、リング内が活性化するといいですよね。プロレスの抗争って、お互いを潰すようにしながら、最終的には団体の勢いをもたらすという、不思議な構造。別にみんなが団体に属す必要はなくて、迎合しない一匹オオカミも魅力的なので、良いスパイラルができてほしいと思います。パイの取り分を争うではなく、パイ自体を大きくすることが必要な時代ですから。そんな中、チャンピオン森嶋選手の明るさが希望の光をもたらしている気がしました。メインの試合を、中嶋勝彦選手とのチャンピオンタッグで勝利したあと、マイクを持って、いつものように締めようとした瞬間、マイバッハ谷口選手が急襲。マイバッハ谷口選手を操る?KENTA選手がマイクを持って、観客を挑発するようなマイクを展開。「やりたかった、今の?あんなのやんなくて良いだろ。あんなダセぇのやんなくて良いだろ? 結果を出したヤツ、それが正しいんだよ。」ところがここで、場内から「(マイバッハ谷口は)結果、出てねぇぞ!」というヤジが飛び、なんと会場から「結果出せ!」コールが!!これにはKENTA選手も驚いたのか、「ちょっと待って。いきなり新しいコールはやめろ。」と観客を制止。(会場爆笑)「あと一ヶ月後、5月9日一つの答えが出るよ。(森嶋選手に)最後、立っているのはお前じゃねぇ。」と言い捨てて去って行きました。個人的にはふてぶてしいKENTA選手、すごくいいと思うのですが、ちょっと今回はマイク噛み気味?でした。その後、ボロボロになりながらも立ち上がった森嶋選手がマイクを持ち、「何があろうと、絶対止まんねぇぞ!…ありがとうございました」と言って転がりながらリングから下りようとした瞬間、会場から、「えーーーー!」の声。そう、お客さんはみんな、森嶋選手の「シメ」を期待していたんですね。それを耳にした森嶋選手は、再びマイクを持ち、「お前ら、立て!!」と言って、観客を立たせ、「やる気、元気!」「もりしー!」「Don't Stopだ!!」「このヤロー!!」でハッピーエンド。最後はヘトヘトだったと思いますが、フェンスのところまで駆け寄ってきたお客さんとタッチしながら一周し、退場していった森嶋選手でした。この森嶋選手の一連の動き、レスラーとしてのタイプはぜーんぜん違うけれど、棚橋選手のことを思い出しますよね。あと森嶋選手がボロボロになりながら観客に接しているさまを見ると(身体の大きさゆえにそれが森嶋選手の場合よくわかります)、棚橋選手も一周するときは相当ボロボロなんだろうなぁ、とか。大衆って、勝ち馬に乗りたいものですから、良い試合&観客動員の多さなど、いい報道をされると一層観客が増えるし、リング外のゴタゴタ&観客動員の少なさなど、悪い報道をされると、やっぱり観客の足は途絶えてしまいがちだと思うんです。もちろん、コアなファンはいるにせよ、ですよ。一時期の新日本プロレスはその悪いスパイラルにはまっていましたからね。プロレス雑誌もそうでしたし、棚橋選手の連載があったにもかかわらず?『週刊ファイト』もマイナスなことをいっぱい書いていました。仕方がないとはいえ、やっぱりマスコミって影響力がありますね。そういう中で、森嶋選手の前向きなところは、これからのNOAH、さらにプロレス界の盛り上がりにとって、とても大事な「種」になると思います。ぜひ、会社一丸となって盛り立ててほしい。マスコミが取り上げて盛り上げてくれるような、支えが必要だと思うんです。いくら巨漢レスラーでも、森嶋選手一人で太鼓叩いたところで時代のうねりを作ることは難しいと思うので。そんなわけで、珍しくNOAHについて記事を書いてみました。プロレスが好きだから、みんな、頑張ってほしいんです。いがみ合う時代ではもう、なくなってきていますから。次回、「でもやっぱり思ってしまうのが、『森嶋選手みたいな女の子、いるよなぁ』ということです。ゴメンナサイ!!」の予定です。