2か国を行ったり来たり、東京期間限定サロンOPEN、モロッコで人生が転機した友人の話し | TAONZA_MAKI

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アラサー、子連れで、はんぶん勢いでだけでモロッコ引っ越しを実行。新しい土地でさまざまな葛藤を経て、いろんな出会いのおかげで、やっとモロッコ生活順風満帆中です。ありがたや。

 

(日本に疲れたら、こんな動画をみてモロッコにワープする、ワープ用動画(笑))

 

通算モロッコ生活7年が経とうとしていますが、ここに来ていろいろと生活の変化が。
まずは、生活基盤をモロッコに限定せず、モロッコ-日本の2か国を行ったり来たりにしようという新しい動きが生まれています。 (あ、ついでに子育てが終わる予定の10年後には、モロッコ-ヨーロッパ-日本を行ったり来たり、が理想ですねえ。)

 

その変化はまず、「長男が日本の高校に通いたい」と言い出したことにより、一気に具体化したのですが、私も、もうモロッコお腹いっぱい状態であったので(ついでに、お旦那さんにも)、これはまあ、タイミングが良かった。

でも、日本にいると猛烈にモロッコが恋しくなる私は、やっぱりこの国に惚れてるんだなあ、とここ日本で思います。離れて解る、モロッコ愛。でも、ずっといると、あの国の濃さに疲れてしまう・・・。

だから、行ったり来たり、は精神衛生上、いちばんいいプラン。

 

そうは言っても、行ったり来たりなんてできるの?と不安だった私に、具体的に「じゃあ、どの時期にモロッコにいれば、一番いいですか?どの時期に日本にいる必要ありますか?僕は、フランスと日本を行ったり来たりをしてきました、2か国を股にかけて生活する、そんなことはまったく実現可能です。」と断言した人との出会いがあり、一気に現実味を帯びた8月。

(なぜか彼はわたしのコーチのようにふるまう・・・)

 

(写真はモロッコに引っ越したばかりの3年生の長男)

 

そして、今年春にモロッコの私の家に3か月滞在していった、幼馴染が、今月、人生の転機を迎えた。

 

モロッコに来た時、えらく疲労していた彼女。大学院での研究生生活はさぞかしやりたいことをやって充実しているのだろう、と勝手に考えていた私は、そんな彼女をみてモロッコで???となっていた。

その後、モロッコで一緒に時間を過ごすうちに、閉ざされた研究者という世界で生きるしんどさ、指導教官という存在の恐ろしさ、というものをいろいろと聞かされ、彼女のストレスを一応、他人ながら理解したつもりになっていた。

 

でも、そのストレスを耐えた先に何があるのだろう?その先にあるもの(名誉、社会的地位?金銭的安定?)が、彼女が求めていること、とどうもイコールにならない感がしていた。
それでも、彼女は来年を目途に論文を書き上げ卒業したい、と言っていた、ついこないだまでは。

そうしたら、その10日後ぐらいに、彼女は、院を辞める、博士号はいらない、といったのだ。

 

これからは、研究のためにインタビューをしてきた手仕事の職人たちと、その方々が作る作品をきちんと評価する人を結びつける役目を仕事にしたい、という。まさに、37歳にして人生の転機。

 

(写真は、彼女のスーツケースat my house in Moroccoの田舎)

 

モロッコというとアルガンオイル、アルガンオイルといえば、1982年創業の老舗ブランド「nectarome」のものを私は愛用しているのだが、このオイルを使って自宅サロンで施術されていた方が、10月に期間限定で東京でサロンをオープンするというニュースが入ってきた。

 

彼女Mさんは、東京のオーガニックエステサロンで15年以上働き、今は、兵庫県で自宅サロンをご自身のペースでされているのだが、大阪をはじめとする関西の女性にオーガニックエステという価値がなかなか伝わらない、美容サービスは安けりゃいいという固定観念、エステは物販されるから怖い、というふるーいイメージと戦わないといけない土地柄故に、なかなか東京と同じようにすすまなくて、とおっしゃっていた去年。

 

なんとなく、ストレスでいっぱいだけど、東京で生き生きと仕事してきた彼女には、今の環境は小さいんじゃないかな?と思ったことがあったのだが、彼女にも転機が。

 

10月に、昔のお客さんの希望をかなえる形で(彼女のより大きな舞台で仕事をしたい!という希望ももちろんあると思いますが)期間を限定して、レンタルサロンで施術する予定。

そして、なんとMさんも、兵庫と東京を行ったり来たりしたい、という。わたしは、これは実現すると思うし、彼女がそういう自分の気持ちに気づき、その通り行動をしたことが本当にすごいな、と思うし良かった!と心底、思う。

 

 

まだまだ行ったり来たり生活を実現するにはやるべきことが山積みで、ときどき、果たしてほんまにできるのか?と思う事もある。けれども、ここに書いたお2人のような女性(みんな、アラフォーだな)に刺激をもらって、進んでいきたいと思う、今日この頃。

 

あ、今、気がついた、この3人みな、イニシャルが”M”(笑)。