本屋のすすめ④~美味しいごはん編~ | 村の本屋気まぐれブログ

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田舎ののどかな村で本屋を営む、おっさんが本をご紹介( *´艸`)

どうも、村の本屋です( *´艸`)

 

今年も梅雨の季節がやってきましたね。

ジメジメした日本らしい季節ではありますが

 

いやぁ~涼しい部屋でアイスコーヒーを飲みながら、ダラダラしたい!!

ごめんなさい……つい、本音が……

 

皆さん、美味しいごはんが登場する本を読んでダラダラしませんか?

本日は、読んでいたらつい想像してしまうような美味しいごはんが、登場する本を紹介します。

 

 

・今宵も喫茶ドードーのキッチンで

 作者:標野 楓/双葉文庫

 

【エピソード】

住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。
毎日がんばるあなたをいたわるメニュー、あります。
おひとりさま専用カフェの店主が作る絶品料理に、心がくつろぐ連作短編集。

 

 

・古本食堂

作者:原田ひ香/ハルキ文庫

 

【エピソード】

鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。
そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。

珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。


一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前滋郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・・・。
カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語。

 

 

・食堂かたつむり

 小川糸/ポプラ文庫

 

【エピソード】

おいしくて、いとおしい。
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。

 山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。

それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。

 

 

・キッチン常夜灯

 長月天音/角川文庫

【エピソード】

住宅街の片隅に佇む小さなビストロ、今宵もオープン。

街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。

チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。

店の常連になってから不眠症も怖くない。

 

農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキュトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。

 

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