僕が夜勤をやっていた時の小話

 

 

眠剤を提供しようと21時にお部屋に訪室

 

 

相手は95歳の素敵な笑顔の女性入居者さん。

 

 

「Oさん、こんばんは。お薬を持ってきましたよ。」

 

 

Oさんは何だか少し照れくさそうな表情をしていました。

 

 

首をかしげて何か言いたそうな感じでした。

 

 

次の瞬間、衝撃のひとこと。

 

 

 

 

 

 

 

「あの~・・・・野口五郎さんよね?」

 

 

 

 

私はついつい調子に乗ってしまい「はい。いつも応援ありがとうございます。」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、夜が明け、翌朝・・・

 

 

「O さん、おはようございます!野口五郎です!」

 

 

すると、Oさんが笑いながらこう言いました。

 

 

「大人をからかうんじゃないよ」と。

 

 

 

こうして私の私鉄沿線は儚く幕を閉じました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロア責任者