居宅ケアマネジャーの遠藤です。

ご自宅で暮らされている方のお手伝いをさせていただいています。

 

先日、テレビを観ていたところ地震への備えを疎かにすると…といった内容が放送されていました。

 

東日本大震災を経験し、震災の怖さを十分に知っていたつもりではいましたが、時が経つと意識が薄れてしまうもので…

 

新しい年を心地よく迎えるために皆さんどうか今一度備えを・・・

 

首都直下地震が発生し、電気・ガス等のライフラインや物資の供給が止まった場合、食料や生活用品等の確保が困難となります。過去の震災時の避難所では「支援物資を求める人が多く、全員に行き渡らない」「トイレに長蛇の列ができて、トイレに行きたい時に行けない」等の問題があったそうです。

いつ起こるか分からない自然災害に対して、日頃から各家庭で食料品や生活用品を備えておきましょう。

家庭で備蓄する際には、普段食べているものや、使っているものを常に少し多めに購入し、それらを備蓄品とする「日常備蓄」が効果的とのこと。普段食べ慣れないもの(例 乾パン等)を特別に準備する必要がなく、すぐに取り組むことができます。備蓄品の賞味期限や使用期限が近づいてきたら、日常生活の中で消費し、消費した分だけ補充することで、備蓄量を一定に保つことができます。

 

(日常備蓄一覧)

 

※食品等

水 無洗米 レトルトご飯 おかゆ等柔らかい食品 乾麺 即席麺 缶詰(主菜)さば缶等 缶詰(果物等)レトルト食品 野菜ジュース 菓子類(チョコレート等)栄養補助食品 健康飲料粉末 調味料(塩、しょうゆ等)

 

※生活用品

ごみ袋 トイレットペーパー ティッシュペーパー ウェットティッシュ 食品用ラップ 乾電池 ライター 使い捨てカイロ 救急箱 常備薬 生理用品 補聴器用電池

 

※衛生用品

携帯トイレ 使い捨てポリ手袋 歯磨きセット 入歯洗浄剤 水のいらない石鹸

 

※乳幼児

粉ミルク・液体ミルク等 離乳食 おしりふき おむつ

 

※あると便利なもの

カセットコンロ ガスボンベ 携帯電話の予備バッテリー懐中電灯 手巻き式

携帯電話充電器や蓄電池 充電式等のラジオ

 

各家庭によって必需品や必要量は異なりますが、生活する上で必要な物は7日分(最低3日分)備蓄しておきましょう。

 

大人一人(7日分)あたりの備蓄量目安

飲料水 3リットル(1日あたり)×7日分=21リットル

食料 3食(1日あたり)×7日分=21食分

携帯トイレ 5回(1日あたり)×7日分=35回分

 

 

 

日頃からの備えが、自身の命を護る事へと繋がっていきます。

皆さんが安心して良いお年を迎える事ができますように。

 

 

 

 

 

居宅介護支援事業所おたけの郷 遠藤