こんにちは。中小企業の経営者に寄り添い、後継者と伴走する中小企業診断士の和田です。

あと数日で7月。今年の半分が終わります。時が経つのは早いものですね。

先日、株式会社ストライクさんによるM&Aに関するセミナーに参加してきました。


事業承継の際にM&Aを考えている企業にアドバイスする場合、どんな会社が買ってもらえる会社なのか、相続発生後のトラブル対策について知っておく必要があります。

買ってもらいやすい会社は、

・利益が黒字で、借金が少なく純資産がプラスである
・家族のみの経営よりも、ある程度の組織ができている
・将来的に投資回収できる価値ある事業である
・社長のみが技術やノウハウを有することはなく、従業員に任せている
・経営する者と株式を保有する者が一致している

などです。

日頃の業務で数々の中小企業の決算書を見ていると、利益は僅かで純資産はマイナスであるものを見かけます。

本当に業績が思わしくない企業は存在します。
一方で、税金対策のために、実態は収益性が高いのに役員報酬等でギリギリに調整している企業もあるのではないかと思っています。

それだと企業価値が下がるので、M&Aでは不利になります。

将来を見極めて経営していくことが大事です。



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