ヴァーチャルな恋愛と鎖国化のシステム

『村上龍対談集  存在の耐えがたきサルサ』より




これは、龍さんと15人の方との対談集。



📚龍さんと坂本龍一さんとの対談メモ📝


📝言葉と音について


坂本さん

 

「〜(省略)〜言葉の恐ろしさというのは、ネット環境とかヴァーチャル環境になればなるほど、言葉の、シンポリズムの怖さとか力がよけいに出てくる。」


 

「言語というのは意味と音が組み合わさったものじゃない。やっぱり音と意味だよね。」


この坂本龍一さんとの対談は、1997年前後のよう。

龍一さんと龍さんが、言葉と音について話すくだりは、めちゃくちゃ興味深かった。

言葉の恐ろしさが、ネット環境とかになると余計に出てくるというのは、今、まさにそういう時代だなと思う。




📝最近の音楽について


坂本さん

 

「でも、そうやってお勉強して、技術ばかりつけて、ま、小説家も同じだし、批評家もそうだと思うけど、〜(省略)

技術だけ身につけちゃって作ってるっていう状態だよね。」

龍一さんや龍さんの視点は、ワタシにはわからないことも多い。

でも何か心にひっかかったりしたことは、頭のどこかにいれておきたい。


お二人の視点から世の中を見てみたいと思うのが正直な気持ちです。