安曇野より

長野県、今日も暑く

日中の穂高は30℃になったようです


夕方、家に帰ったら家の中も24℃で

もわん、としてました


写真は佐久穂町の茂来山の大王トチノキです

森の巨人たち100選のトチノキコブ太郎

に呼ばれて、ひとり山の中に入ったのですが

マジで怖かった


熊がいつ出てもおかしくない雰囲気でした

誰ひとり歩いていない山の中で


屋久島では、似たようなレベルの山奥でも

熊はいないという安心感があったので

森の深さのこわさはあっても

道さえ迷わなければ大丈夫でしたが


長野県、既に各地で熊が出没してるし

今日も、家のすぐ近くで目撃されているので

私の中で、かなり身近に感じていて

毎日が熊危険モードなのです


知らない場所での探検、マジで怖かった

だけど目的地のトチノキコブ太郎に着いたら

ほっとして、どうせなら、この先にある

大王トチノキにも会いに行こうと思い

急坂になり始めた登山道を進むと



木漏れ日が綺麗〜

まだかなぁ、すぐ近くにあるはずなのに

大王トチノキという名前なら

大木のはずだから、見過ごすはずはない


あっ、あの樹だっ

見つけたら、駆け寄りました



この時に、なんとも言えない嬉しさが

自分の内側から込み上げてくるのです


あぁトチノキコブ太郎に呼ばれたと思ったら

違ったわ、私が呼ばれたのは

この大王トチノキの方だとわかりました↑


何故、わかるか?

根拠なくわかる感覚と、込み上げる嬉さが

コブ太郎の時と全く違うのです


同じトチノキでも、大王トチノキの方が

樹齢が古いそうで、それもあると思うの


100選に選ばれなかったおかげで

囲いもなく、巨木に近づく事ができました



美しい、たまらない、、、



コブの上に座らせてもらいます

ここに椅子に座るように背中をつけて

しばらく目を閉じていると



大王トチノキからは、何も感じない

全く感じないのに、体が休まるのです

再生されていく感じ、落ち着きます


私の樹木好きはどこまでいくのだろう

自分でも変だと思うけど

これ止まらないんだよね


巨木に惹かれてしまうのも

自分の中の、わかる、という感覚です




トチノキなので、トチノミが落ちてるはず

探してみよう



これこれ、皮だよ、この中に実があるはず

中身は?ひっくり返してみますが

どれも真っ黒に、腐っていたり実がなくて


諦めようかと思ったら、大豆のような

小さな真っ黒なものを見つけ、磨いたら

ジャジャ〜ン!

最小のトチノミでした



ずっと一緒に、いたくなるような

大王トチノキでしたが、バイバイして



帰り道はスイスイ早い

途中で水源の看板を見つけて


水筒を忘れた私は喉カラカラ

ここなら飲めるぞ



手で水をすくって飲みます

うまい、、、

水がうまいって、味がしないけど

水のうまさは、飲むとわかるのです



エンレイソウかな



フタリシズカ

花はあまり見なかったけど

苔の美しい霧久保沢登山道でした




たった四日前の事なのに

完全に遠い記憶になっている

この調子でいったら、どんどん記憶が

消えていってしまうのだろうか


どんなに美しい景色をどれだけ見ても

時間が経つと薄くなってしまいます

自然界のものは消えていきやすい


だから次から次と入れたくなるのか

自然の美しさを求めます



今朝の瞑想

内なる爺さんは囁きます


✴︎


常に歩んでいる


そこに良し悪しはない


真っ直ぐ前を向いて歩め


✴︎


はい、、、歩みます



今日も、笑っていられたなら

それだけで、幸せな一日


私の今日は幸せに終わり

明日もそうすると決めています


ラブ〜




ワーク付きセッションの様子