安曇野から屋久島へ一人旅、4日目

もう全部やった感で満たされいて

今日は最終日、午後は雨の天気予報

のんびり散歩でもして過ごす予定でした


同じ宿に4連泊

最初の一日だけが、よく眠れなくて

縄文杉に向かったのですが

あとは静かで、よく眠れています


ウグイスの声で絵が覚めます

まずは風呂に入って家にいる時と同じです

外に出て緑の近く行き瞑想を始めると

すぐに


✴︎白谷雲水峡✴︎


内なる爺さんの囁きではなく

パッと、白谷雲水峡と浮かんだのです


もうトレッキングはいいや、と思って

昨夜は眠ったのにどういう事?


そう言えば、計画では白谷雲水峡に

2回行きたいと考えていましたが

もう充分と思える程歩いたので、一昨日も

最初で最後のつもりで、見納めてきました


今日の写真は、七本杉、今回、出会った樹で

私が、一番好きな巨木です

屋久島も、アクセスを考えると、七本杉に

会えるのも、きっと最初で最後になるだろう

と一昨日は、思って来ました


なのに、また屋久島の白谷雲水峡に

来たくなってしまった、この七本杉に会いに

何年か先でも、ここまでなら歩けそう



実は、この七本杉、屋久島に来る前から

写真を見て、強烈に反応してたのです


一昨日、初めて遠くから一目、見た時も

ビビッと来て、看板を見たらピンポン

写真で反応した通りでした


だいたい先に感じた事は後で確認できます

直感が先で答え合わせをする事になります


人との出会いも同じく、あっ、と思う方は

不思議とまた再会したります


今回の屋久島の旅も、オープンハート

毎日、いろんな方と心のふれあい


今日は、ドイツからの一人旅の女性に

尋ねられた事をきっかけに、お互いに

言葉は通じなくても、一緒に休みました


物静かな女性で、最後は私が二人で写真を

撮ったら、「おみやげ〜」とニッコリ

そうか、これが旅の思い出、お土産ねっ

お互いに楽しみましょう!とバイバイして


この後、また一人で歩きます

天気が下り坂、薄暗く、風がザワザワ

白谷雲水峡、晴れていても苔が深く

なかなかの陰の気を感じる場所です

沢が多いしね


私が歩いた奉公杉コースは、今日ほとんど

人とすれ違う事なく、普通なら少し怖いかも




こんな川を何度か渡るのですが

雨が降って増水すると渡る事ができません

どの石に足を運ぶか、ゲームのようです


コースには迷わない様にピンクのテープが

樹に付けられていますが、これを見ながら

ルートを確認します



川を渡る時だけ、何度かルートを

間違えそうになりました

ここでも感覚を頼りに動きます


一歩、間違えたら

とんでもない事になるので

何か違うな、と思ったらすぐに引き返し

テープの付いたルートを探します


山に慣れてない人はガイドさんと一緒が

安心ですね、単独では特に慎重に


また写真を山ほど撮りながら歩いて

白谷小屋に着くまでは、気を張ってましたが

帰りの楠川歩道を歩くのは3回目になるので

この登山道には慣れていました



白谷小屋で挨拶をした女性二人と途中

何度か一緒になったのですが

宮之浦岳からの縦走だそうで、この後も

何人か宮之浦から下山だと聞きました

歩くと言ってますが、完全登山コースです


彼女たちが、大きなザックを背負いながらも

草花の写真を撮っていたので

おおっ、植物好きだね、同じ匂いがする〜

と言って通り過ぎました


そして、彼女たちとも偶然同じバス停で降り

乗り継ぎの僅かな間で、明日レンタカーなら

ここがオススメよ、と伝えました

福岡の方で、槍ヶ岳にも登ったらしい

山ガール、バリバリだ


他のおじさんにも、スーパーを聞かれ

どうやら私が地元の人と思ったそうです

とにかく、どこにいても

よく道を尋ねらたり店員さんだと思われたり


今日、一番、驚いたのは

朝から、まさか今日は流石に会わないだろう

とチラついた方に、会えたことです


縄文杉の途中で、出会ったガイドさんで

私より多分10歳ぐらい上の男性ですが

普通なんだけど、すごくいいのよ

内側が光っているのです


いろんなガイドさんが説明してるところを

何度も一瞬、見てるのですが

私が頼むなら、あのガイドさんがいい


縄文の途中でお客さんを案内されて

私が追い抜こうとしたら、その先に猿がいて

威嚇されてしまったので、団体に紛れて

通ることで助かりました


その後も休憩時に、一緒になったので

山中で、笛のような声は猿ですか、と聞くと

ズアカアオバトだと教えてくれました


そして昨日の事です

観光センターで、協力金を払っていたら



なんと、そのガイドさんが偶然

お客さんを連れて目の前に現れたので

ズアカアオバト!、と言って笑いました


そして今日の白谷雲水峡

喜んで大岩の上で手を広げてますが

この1時間後には、大雨になり

バス停でバスを待っていたら




まさかの、ガイドさんが、目の前に現れた

お客さんに説明し終わった合間に声をかけ


まさかの3日目ですよ!一緒に撮りましょう

と強制的に写真を撮りました

旅のおみやげ


朝のチラつきは、これだったのか

ご縁とは、面白いものです




宮之浦に戻りバスを降りたら

屋久島で初めて見るハイビスカス



道端の何気ない草花がかわいい

里も雨があたったようで生き生きしてます



これは、なぁに?ツバキの実かなぁ



道路を歩いていても楽しめる

ここは屋久島


うわ〜最終日、やりきった感で満足です

結局、毎日、登っていました

トレッキングざんまいの4日間


実は初日も千尋の滝を見に行き

モッチョム岳の入り口を

無謀なサンダル登山で1時間

あれはちょっと危険だったかも

引き返して正解でした


ほんと、バカだよね〜

万代杉の看板を見て会いたくなったの

青印まで登って引き返しました



明日、朝、空港に向かいます

これから、写真をまとめながら

屋久島で訪れた場所や、出会いを

振り返りたいと思います


今日もラブ〜