安曇野の森より

デッキの上には、まだ雪が残り

朝陽の光が、雪を照らしてた


気温は何度?マイナス3℃か

見たら−4℃、私の体感も

誤差1℃なら大丈夫だろう


この光を見つめて瞑想を始めたら

ご近所さんの愛犬を呼ぶ声がして

まさか、来ないよなぁ、、、

と思った瞬間


既にワンコは足元に大はしゃぎで

駆け寄って来てた、もちろん

追いかけきた飼い主さんも


本当は、どんなに激寒でも

私が毎朝、瞑想をしてるって

知ってるんだろうなぁ

と思いながらも


お互い、普通に喋ってるって

世の中こんなもんだよねと思う


ワンコは、嬉しくて、やたら

オシッコも出ないのにマーキング

また、来る気なんだろうか


ちょっとぉ、車が来たら

危ないでしょ

といつも、私が、おどすけど

いつも自由に飛んで来る


しかし、このワンコは特別

私に興味がある訳でもなく

誰でもいいタイプの性格で


ワンコも、犬種だけでなく

それぞれで、個性が豊かだ


この子は、自分の中で

テンションが上がってればいい

伝わるのは

楽しい〜っ!、それだけだ


寒くなって来たよねぇ

と当たり障りのない会話して

帰っていかれた



静かになったところで

仕切り直し


目を閉じて、呼吸を深く深く


ブルっとなりながら

流れを受け取ると

内なる声の爺さんは、囁きます


✴︎


いつでも

その想いで生きよ


この瞬間に

時はない


✴︎


年末だから、とか

新年だからと、区切りをつけて

何かと考えるが


もし、私が自分の人生を

振り返って、この世を立つ時は

時間という流れを

こと細かく思い出さないだろう


自分の中で印象深い映像が 

パッと浮かぶぐらいだと思う


いつでも、この瞬間があって

新しい自分になれる


朝陽の光を浴びる度に

私は新しくなる


大事なのは、この瞬間だ



今、生かされることに感謝して


その想いで、生きなさい


と内なる爺さんは言うのです



ぎっくり腰から四日目の朝

完全ではないが、復活


忙しない朝、いつものペースには

追いついていない動きだが

家を出て、ゴミの収集場所に

車を止めて、出そうとしたら


先にいた中学生が、私の顔を見て

一旦、閉じた扉を開けてくれた


お母さんの手伝いか

車に戻るとこで、私は少年に

ありがとね、行ってらっしゃい

と言うと、ペコリと頭を下げた


自分の事しか、見えなければ

用事が済んだら、扉を閉めて行く

ちょっとした気遣いができる

この少年が、優しい子なんだな

と思うのと、学校や部活で

社会的なマナーを知っていくのか


少年の真っ直ぐな素直さは

ほんの一瞬でも気持ち良く感じた


純真なものに触れると

私は、ハッとする


心にけがれがない

清らかな姿


少年に合った、この後の私は

清々しい気持ちで運転してた


里には、雪がなく

朝の太陽が眩しい



朝っぱらから、車を止めて

写真撮ってるんじゃないよ

早く行け〜と自分に言い聞かせ


昼休みには、桜の樹の下で

エネルギーチャージ



桜の枝には、もう蕾がついてた

すごいなぁ、春に向かってる


この樹に寄りかかれるのも

毛虫がいないうちだけか

今のうちに、いっぱい

スリスリしとこっと



時間の流れはあるけれど

どれだけ気分のいい時を過ごすか


人生のどれだけを

自分らしく過ごすのか


どこにいても

心地よいものを感じ取り

私は、気分よくいたい


自然界も、人の心も

純真なものは、美しい


私は、そこに惹かれる

惹かれてしまうのだぁ


これって

自分が穢れてるからかなぁ

ダメじゃ〜んっ


今日もラブ〜