安曇野の森
夜明けの頃
あの、鳴き声で目が覚めた

キュキュキュキュと珍しい鳴き声
先日から何かが、鳴くんだよ

ここに住んで10年は過ぎてるのに
野鳥の事なら詳しい夫も
わからないと言う

今朝また、あの鳴き声がしたので
寝ぼけながら、私は検索する

鳴き声を比べてみるが同じ声はない
ムササビでもないし、リスでもない

気になると、止まらないのよ
スッキリするまでねぇ

布団の中で、寝ぼけながら
丸まって、調べまくっていたら
疲れてしまった

朝から、何してんだ私

ついつい、気になることは
追いかけてしまう
好奇心がなぁ

こういう事で、時間が
過ぎちゃってる事が多いわ



写真は、昨日の白馬五竜スキー場
山頂ゲレンデで、ひと休み
座ったところで、撮ってみた

青空と雪山、綺麗だったなぁ

昨日の事なのに
また記憶が遠くなっている

キュキュっの鳴き声を調べて
疲れたんじゃなかったわ

これは、スノボの肉体疲労だった
首こり、肩こりだ、やれやれ

朝からコリコリの体も
時計を気にしながら
家事に追われてるうちにスムーズに

キッチンから朝日を眺め
焦り出す

あの光を、浴びなきゃ
この肉体の再生には、欠かせない

朝日の光を浴びることで
エネルギーチャージしようとしてる

えへへ、そういう設定にしてある

朝日を浴びれば、元気になると
決めてあるのじゃ

オレンジ色の朝日の光を充分浴びて
目を閉じる

呼吸を深く、深く

今朝の内なる声の爺さんは

こんな事を囁きました


✴︎



恐れを手放すことが
できなくても


意識の向けどころで

気にならなくする事はできる


自分次第だ


✴︎


おやっ、私よ
何に恐れている?

あぁ、そうか

キッチンで、朝食の用意に
追われながら、ふと、思った


朝日を眺めながら
こうして、家事に追われる事も

何気ない平穏な日々がおくれる事も

幸せなんだろうなぁ

今、困っていない
何の不安もない


普通の日々が、気づかないけど
何気ない幸せで

これを、失うことがあったら
怖いな


ちらっと、思ったことで
今日の囁きになったらしい


震災から10年
明日が、3月11日

あの日を思い出す
どこかで、恐れている自分がいる



恐れというものは

生きていれば、常にそこにある

自然災害だけでなく

感情の、浅いところから
深いところまで

恐れというものは、あるもの


この環境を失いたくない

この関係を失いたくない

自分が大切に思うものを
失いたくない、という想い



不安に意識を向けたらキリがなく
恐怖心は、ムクムクと大きくなる


恐れを手放すことができなくても


自分の意識の向ける先により

恐れが気にならなくなる様にできる


それは、自分次第なんだねぇ


と内なる声の爺さんは言うのよ


あれこれ心配しても
何か、いい事あるかい?

マスクな世界

恐れがない、と言い切れる人
どれだけいるだろう


混乱の世の中だが

自分の生活が、ちゃんとまわって

自分らしく生きていれるなら

それで充分じゃん


意識の向けどころ

自分次第なんだなぁ


今、自分らしく、いれることに
感謝する

生かされていることに感謝する


心というものは
ふと、通り過ぎそうになる感情も

敏感に反応してることになる


恐れの感情
ゼロには、できないや

でも、大きくする必要もない

自分の意識次第ね

私は、恐れがそこにあるものとして
気にしないことを選択するのでした

きゃははっ

ラブ〜