RIOT 【THUNDERSTEEL】/国内盤/US

$もりもりのメタル感想文

(1) THUNDERSTEEL
(2) FIGHT OR FALL
(3) SIGN OF THE CRIMSON STORM
(4) FLIGHT OF THE WARRIOR
(5) ON WINGS OF EAGLES
(6) JOHNNY'S BACK
(7) BLOODSTREETS
(8) RUN FOR YOUR LIFE
(9) BURIED ALIVE (TELL TALE HEART)

'88年発表オリジナル6thアルバム。リーダー、マーク・リアリ(Gu)以外のメンバーを一新しての所謂復活作でございました。しかしこれが凄かった!・・・ドラクエ流で言いますと正に『かいしんのいちげき!!!』(笑)、あまり期待してなかった分その衝撃たるや相当のもんでございましたね。(コラ!笑)まだ聴いたことがないという若いメタル・ファンがいらっしゃいましたら、とりあえず(1)をお聴き頂きたい!これだけ気合いの入った怒涛のスピード・メタル・ナンバーは今現在でも滅多にお目にかかれないと思いますよ。・・・思えばRIOTは最後まで不遇の歴史を背負っていましたねぇ。そしてそれは絶え間ないメンバー・チェンジの歴史でもございました。今となっては結果論になってしまいますが、彼らが・・・と言いますかマーク・リアリが最後の最後に本作の布陣に拘ることになったのは、やはり本作品が自他共に認める大傑作だったことに他ならないと思います。彼らの最高傑作に挙げる人が多いのも十分頷ける、それほどインパクトのあるアルバムですよねぇ。・・・ご存知マークは'12年1月に惜しくも帰らぬ人となってしまいましたが、結果的にRIOT最後の作品となってしまった'11年発表の【IMMORTAL SOUL】が本作と同じメンバー(正確に言えば+マイク・フリンツ(Gu))だったことは何か因縁めいたものを感じずにはいられません。本作はメタルです。紛れもない『メタル・アルバム』でございます。そして全編に漂う「泣き」、「哀愁」は紛れもない、あのRIOT特有のサウンドなのであります。(4)(5)(7)の泣きなんてタマりませんなぁ~。(涙)・・・これだけの傑作を作ったにも拘らず残念ながらセールス的には成功したとは言い難い結果だったようですが、しかし我々メタル・ファンの記憶の中でいつまでも、いつまでも燦燦と輝き続ける大名盤なのでございます。

お気に入り:やはり怒涛のスピード・メタル・ナンバー(1)はタダゴトではないカッコ良さ!!!・・・その他強烈な泣きを発散するサビが秀逸なファスト・チューン(5)を始め、やはりファストで勇壮な(2)、哀愁メロディアスなスピード・メタル(4)、3連メタル・チューン(6)、憂いのメロディが麗しい叙情ハード(7)など。