《ヴォーカリスト交代によるドタバタ劇その6 ジャーマン・メタル御一行様編》
~第1章:正に新生!HELLOWEEN の巻~
HELLOWEEN 【MASTER OF THE RINGS】/国内盤/ドイツ

(1) IRRITATION
(2) SOLE SURVIVOR
(3) WHERE THE RAIN GROWS
(4) WHY ?
(5) MR. EGO (TAKE ME DOWN)
(6) PERFECT GENTLEMAN
(7) THE GAME IS ON
(8) SECRET ALIBI
(9) TAKE ME HOME
(10) IN THE MIDDLE OF A HEARTBEAT
(11) STILL WE GO
Bonus Track
(12) CAN'T FIGHT YOUR DESIRE
(13) GRAPOWSKI'S MALMSUITE 1001 (IN D-DOLL)
'80年代後期の所謂『守護神伝』シリーズで確たる地位を獲得したHELLOWEEN。SCORPIONS、ACCEPTに続く第3のジャーマンHRバンドと言えば彼らと言うのがまあ定説でございましょう。正統派HMにスラッシュ・メタルのスピードと攻撃性を加え、更にそこに哀愁の美旋律メロディをまぶしたユニークな彼らの音楽性は『メロディック・スピード・メタル』の礎となり、そして俗に言う『ジャーマン・メタル』の基盤となりました。しかし'90年代に入りメンバー間での音楽的意見の相違が顕著となりバンドの音楽性は拡散の方向へ。そして遂に'93年、'80年代後期の黄金時代を支えた看板ヴォーカリスト、マイケル・キスクが脱退してしまうのですが・・・・・。HELLOWEENのVo交代劇は周囲のジャーマン・メタル・バンド達に何かと影響をもたらしました。そこで今回はこの時期HELLOWEENを中心にいくつかのジャーマン・メタル・バンドで発生したドタバタ劇について皆さんと共に懐かしんでみたいと思います。(勝手にせい。笑)・・・・・元PINK CREAM 69のアンディ・デリスをニューVoに迎え'94年に発表した本作品でございますが、これがまた正に起死回生の大傑作でございました。当時僕より先に本作を聴いた後輩が、「・・・ハロウィンが、あのハロウィンが初期の音楽性を取り戻りましたよぉ~ッ!!」って、わざわざうちに電話してきたことを今では懐かしく思いますが、しかしあいつも今頃元気でやっているんでしょうかねぇ。(何の話だ?笑)・・・いやいや、それぐらいファンが狂喜したという一つのエピソードであるわけですが(笑)、しかし真面目な話ほとんどのファンがこういうリアクションだったんじゃないでしょうか?'93年の前作【CHAMELEON】は決して悪い作品ではございませんでしたが、HELLOWEENというバンドの本質というものがぼやけてしまっている印象が僕的にはありました。しかしアンディ、Drウリ・カッシュを迎えたこのニューHELLOWEENの新作は、正に初期のマインドを取り戻したと言える見事な作風でございました。音楽性は単純に'80年代に回帰したわけではなく、'90年代という時代ならではのピュア・メタルを実践しており、信念を貫いた結果がこの素晴らしい大名盤を生み出したとも言えるのではないでしょうか。お得意のイントロダクション(1)に続くヘヴィ・メタリックな(2)、そしてこれぞジャーマン・メタル!!な超名曲(3)と立て続けに喰らって思わず卒倒したのは僕と後輩だけじゃなかったと思いますよ~!(笑)とりわけメロディ・メイカーでもあるアンディの持ち込んだメロディ・センスがまた素晴らしく、哀愁の旋律が強烈な(4)を筆頭にしっとりとした叙情バラード(10)などではそれが如実に表れております。また堂々たるシャッフル・メタル・チューン(6)や、イントロがVINCE NEILの『SISTER OF PAIN』によく似てる(笑)(8)などは貫禄すら窺えますし、新機軸のヘヴィな大作(5)もカッコいい!更に当時大人気だったゲーム『テトリス』のメイン・メロディをリフに使ったという実験的な(7)は遊び心満載のポップで面白いナンバー。ボートラ(12)もなかなかカッコいいピュア・メタル・チューンだし、ほんと秀曲が揃っております。もう1曲のボートラ(13)はインストで、タイトルで何となく想像つくと思いますがネオ・クラシカル風のお遊び的ナンバー。個人的にはこの曲のみいらなかったように思いますが(笑)、しかし本編の完成度は実に凄いですねぇ~。楽曲の充実ぶりだけならば個人的にはあの超名作【守護神伝第二章】をも凌駕するんじゃないかな~なんて思うのですがいかがでしょうか。アンディの歌も前任者とタイプは違いますがかなり「メタル」しててカッコいいし(笑)、メンバー・チェンジが完全に「吉」と出た好例だと思います。
お気に入り:イントロダクション(1)に続くヘヴィ・メタリックな勢いある(2)、絵に描いたような超名曲ジャーマン・メタル・チューン(3)などを筆頭に、哀愁のメロディが強烈な(4)、ヘヴィな大作ナンバー(5)、威風堂々のシャッフル・メタル(6)、ポップでキャッチーな遊び心満載の楽しい(7)、メロディアスなハード・メタル・チューン(8)、軽快なシャッフル・ブギ(9)、哀愁の叙情バラード(10)、メロディアスな疾走ナンバー(11)(12)と正に全曲素晴らしい大名盤なのであります!
~第1章:正に新生!HELLOWEEN の巻~
HELLOWEEN 【MASTER OF THE RINGS】/国内盤/ドイツ

(1) IRRITATION
(2) SOLE SURVIVOR
(3) WHERE THE RAIN GROWS
(4) WHY ?
(5) MR. EGO (TAKE ME DOWN)
(6) PERFECT GENTLEMAN
(7) THE GAME IS ON
(8) SECRET ALIBI
(9) TAKE ME HOME
(10) IN THE MIDDLE OF A HEARTBEAT
(11) STILL WE GO
Bonus Track
(12) CAN'T FIGHT YOUR DESIRE
(13) GRAPOWSKI'S MALMSUITE 1001 (IN D-DOLL)
'80年代後期の所謂『守護神伝』シリーズで確たる地位を獲得したHELLOWEEN。SCORPIONS、ACCEPTに続く第3のジャーマンHRバンドと言えば彼らと言うのがまあ定説でございましょう。正統派HMにスラッシュ・メタルのスピードと攻撃性を加え、更にそこに哀愁の美旋律メロディをまぶしたユニークな彼らの音楽性は『メロディック・スピード・メタル』の礎となり、そして俗に言う『ジャーマン・メタル』の基盤となりました。しかし'90年代に入りメンバー間での音楽的意見の相違が顕著となりバンドの音楽性は拡散の方向へ。そして遂に'93年、'80年代後期の黄金時代を支えた看板ヴォーカリスト、マイケル・キスクが脱退してしまうのですが・・・・・。HELLOWEENのVo交代劇は周囲のジャーマン・メタル・バンド達に何かと影響をもたらしました。そこで今回はこの時期HELLOWEENを中心にいくつかのジャーマン・メタル・バンドで発生したドタバタ劇について皆さんと共に懐かしんでみたいと思います。(勝手にせい。笑)・・・・・元PINK CREAM 69のアンディ・デリスをニューVoに迎え'94年に発表した本作品でございますが、これがまた正に起死回生の大傑作でございました。当時僕より先に本作を聴いた後輩が、「・・・ハロウィンが、あのハロウィンが初期の音楽性を取り戻りましたよぉ~ッ!!」って、わざわざうちに電話してきたことを今では懐かしく思いますが、しかしあいつも今頃元気でやっているんでしょうかねぇ。(何の話だ?笑)・・・いやいや、それぐらいファンが狂喜したという一つのエピソードであるわけですが(笑)、しかし真面目な話ほとんどのファンがこういうリアクションだったんじゃないでしょうか?'93年の前作【CHAMELEON】は決して悪い作品ではございませんでしたが、HELLOWEENというバンドの本質というものがぼやけてしまっている印象が僕的にはありました。しかしアンディ、Drウリ・カッシュを迎えたこのニューHELLOWEENの新作は、正に初期のマインドを取り戻したと言える見事な作風でございました。音楽性は単純に'80年代に回帰したわけではなく、'90年代という時代ならではのピュア・メタルを実践しており、信念を貫いた結果がこの素晴らしい大名盤を生み出したとも言えるのではないでしょうか。お得意のイントロダクション(1)に続くヘヴィ・メタリックな(2)、そしてこれぞジャーマン・メタル!!な超名曲(3)と立て続けに喰らって思わず卒倒したのは僕と後輩だけじゃなかったと思いますよ~!(笑)とりわけメロディ・メイカーでもあるアンディの持ち込んだメロディ・センスがまた素晴らしく、哀愁の旋律が強烈な(4)を筆頭にしっとりとした叙情バラード(10)などではそれが如実に表れております。また堂々たるシャッフル・メタル・チューン(6)や、イントロがVINCE NEILの『SISTER OF PAIN』によく似てる(笑)(8)などは貫禄すら窺えますし、新機軸のヘヴィな大作(5)もカッコいい!更に当時大人気だったゲーム『テトリス』のメイン・メロディをリフに使ったという実験的な(7)は遊び心満載のポップで面白いナンバー。ボートラ(12)もなかなかカッコいいピュア・メタル・チューンだし、ほんと秀曲が揃っております。もう1曲のボートラ(13)はインストで、タイトルで何となく想像つくと思いますがネオ・クラシカル風のお遊び的ナンバー。個人的にはこの曲のみいらなかったように思いますが(笑)、しかし本編の完成度は実に凄いですねぇ~。楽曲の充実ぶりだけならば個人的にはあの超名作【守護神伝第二章】をも凌駕するんじゃないかな~なんて思うのですがいかがでしょうか。アンディの歌も前任者とタイプは違いますがかなり「メタル」しててカッコいいし(笑)、メンバー・チェンジが完全に「吉」と出た好例だと思います。
お気に入り:イントロダクション(1)に続くヘヴィ・メタリックな勢いある(2)、絵に描いたような超名曲ジャーマン・メタル・チューン(3)などを筆頭に、哀愁のメロディが強烈な(4)、ヘヴィな大作ナンバー(5)、威風堂々のシャッフル・メタル(6)、ポップでキャッチーな遊び心満載の楽しい(7)、メロディアスなハード・メタル・チューン(8)、軽快なシャッフル・ブギ(9)、哀愁の叙情バラード(10)、メロディアスな疾走ナンバー(11)(12)と正に全曲素晴らしい大名盤なのであります!