《ヴォーカリスト交代によるドタバタ劇その3 JUDAS PRIEST編》 

 ~第4章:ティム”リッパー”オーウェンズの元いたバンド の巻~

WINTERS BANE 【HEART OF A KILLER】/国内盤/US

もりもりのメタル感想文

(1) WAGES OF SIN
(2) BLINK OF AN EYE
(3) HEART OF A KILLER
(4) HORROR GLANCES
(5) THE SILHOUETTE
(6) REFLECTIONS WITHIN
(7) HAUNTED HOUSE
(8) NIGHT SHADE
(9) WINTERS BANE
(10) CLEANSING MOTHER

さて、”メタル・ゴッド”ロブ・ハルフォードに代わってJUDAS PRIESTの看板ヴォーカリストという大役を仰せつかったティム”リッパー”オーウェンズ。彼が以前在籍していたWINTERS BANEとは一体どんなバンドだったのでしょうか?本作はティム在籍時においての唯一の作品で、'93年(国内盤発売は'94年)発表のデビュー・アルバムでございます。裏ジャケでは、まるで香港マフィアみたいなティムを含むバンドのグループ・ショットを拝むことができます。(どつかれるぞ~。笑)アメリカはオハイオ州出身のこのバンド、音楽性は多少プログレッシヴな正統派パワーメタルといったところで、わかりやすく言えばQUEENSRYCHEやらSAVATAGEやらICED EARTHやら、まあその辺に近い音です。中途半端に1曲目から6曲目までストーリー仕立てになっているみたいですが(笑)、しかしライナーを読むとこの手の物語としては(笑)なかなか興味深くて面白そうですね~。ストーリーに関してはここでは割愛させて頂きますが、ご興味のある方はちゃんとCDを買って楽しんで下さいね~。(宣伝すな。笑)目敏いメタル・ファンは当時からこのバンドに目を付けてたみたいですが、なるほどバンドの演奏力はかなりしっかりしてるし、もちろんティムのVoも普通に上手い。しかしこの時点でのティムはまだまだ発展途上で、特別に凄いとは正直感じません。ただ時折聴かせるエゲツないハイトーン・シャウトは素晴らしい~!彼の潜在能力の高さを証明していると言えましょう。さすが『リッパー』の名は伊達じゃない!(笑)・・・そして肝心の楽曲。この時代のアメリカににおいてこれほどのピュア・メタルぶりには好感が持てますが、しかしこれがなかなか引っ掛かりが良くない。(笑)やはり大作的なアプローチの楽曲が多いのですが、印象に残るメロディ、フレーズなどが少ないように思います。バンド名を冠した(9)はインストなのですが、特にどうもこうもないかなぁ・・・。(困)バンドの力量が確かなだけに惜しいですねぇ。(苦笑)・・・まあ、これはあくまでも僕の正直な感想ですので、やはり聴く人によって様々なご感想があるかと思います。ですので皆さん是非CDを買って頂いて、それで各々のご意見をお聞かせ下さいね~。(何で宣伝しとんのや?笑)

お気に入り:比較的キャッチーなタイトル・トラック(3)。