《ヴォーカリスト交代によるドタバタ劇その2 MOTLEY CRUE編》 

 ~第3章:ジョン・コラビの元いたバンド の巻~

THE SCREAM 【LET IT SCREAM】/国内盤/US

もりもりのメタル感想文

(1) OUTLAW
(2) I BELIEVE IN ME
(3) MAN IN THE MOON
(4) FATHER, MOTHER, SON
(5) GIVE IT UP
(6) NEVER LOVED HER ANYWAY
(7) TELL ME WHY
(8) LOVES GOT A HOLD ON ME
(9) I DON'T CARE
(10) EVERY INCH A WOMAN
(11) YOU ARE ALL I NEED
(12) CATCH ME IF YOU CAN

脱退したヴィンス・ニールに代わってMOTLEY CRUEの新ヴォーカリストとなったジョン・コラビ。元々この人はそこまで有名というわけではなかった為、このモトリー加入劇は彼にとって大金星だったと言えるでしょう。・・・結果的には良かったんだか悪かったんだかわかりませんがね。(笑)ところでジョン・コラビさん、モトリー加入前にTHE SCREAMというバンドにてアルバムを残しておりました。それが本作、'91年に発表された唯一の作品でございます。まずジャケットからしてマニア心をくすぐるじゃあございませんか。(笑)僕なんかは思わずL.A.GUNSを想像しちゃいましたが(笑)、しかし音楽性は当たらずといえども遠からずといった感じで、一言で言えば『オーソドックスなアメリカンHR』といったところでございましょう。王道型のアメリカンHRを始め少し泥臭かったりアーシーだったりブルージーだったり、またレイドバックしたアコースティカル・ソングあり、はたまた時代柄かグルーヴィーな曲ありと、曲調はなかなかヴァラエティに富んでおります。また曲によってはサックスが絡んだり女声コーラスが絡んだり、ユニークな一面も垣間見ることができます。歌メロは比較的シンプルで、特別コマーシャルな曲も無い為あまり派手さは感じられませんが、しかし実に堅実でかつ総じて完成度の高い作品だと言えると思います。とりわけジョンのヴォーカルを始め、バンドの演奏がかなりしっかりしているので安心して聴くことができますねぇ。それもそのはず、Guブルース・ブイエとBaジョン・アルデレッティはあのポール・ギルバートが率いたRACER Xの元メンバーだし、Drは元SHARK ISLAND。そりゃ上手いハズだわよねぇ~。(笑)ちなみに僕が1番好きな曲は壮大に盛り上がって行くブルージーなメロディアス・バラード(11)なのですが・・・、おッ!?奇しくもこの曲モトリーの名バラードと同じタイトルですやん!?(ありがちなタイトルだっつーの。笑)

お気に入り:壮大に盛り上がるブルージーなメロディアス・バラード(11)を始め、ライトなアメリカン・ハード(2)、女声コーラスも絡む、少々泥臭くてポップな(8)、明るくポップなR&R(10)、ファストR&Rチューン(12)など。