《ザ・対決7番勝負最終戦 BLACK SABBATH vs OZZY OSBOURNE》

 ~伝説の名盤対決 後攻 OZZY OSBOURNE~

OZZY OSBOURNE 【BLIZZARD OF OZZ】/国内盤/UK

もりもりのメタル感想文

(1) I DON'T KNOW
(2) CRAZY TRAIN
(3) GOODBYE TO ROMANCE
(4) DEE
(5) SUICIDE SOLUTION
(6) MR. CROWLEY
(7) NO BONE MOVIES
(8) REVELATION (MOTHER EARTH)
(9) STEAL AWAY (THE NIGHT)

かつて『一粒で二度美味しい~♪』なんてどっかのCMで名キャッチ・フレーズがございましたが、HR/HMの世界におきましても実に様々な「一粒で二度美味しい事件」がございました。例えば先日に取り上げたVAN HALENとDAVID LEE ROTHなんかが正にそれに当たります。厳密に言うと「一粒が二粒になってどちらも美味しい」ということなんでしょうが、そんな細かいツッコミせんでえぇ!(お前が言うたんじゃ。笑)そしてHR/HM界最大の「一粒で二度美味しい事件」と言えば昨日ご紹介した様式美BLACK SABBATHとこのOZZY OSOURNE BANDの誕生ではないでしょうか?少なくともリアルタイム世代じゃない僕なんかはそう思うのですよ、うんうん。で、'80年発表の本作品、邦題【血塗られた英雄伝説】ってのがまたスゴい。(笑)バンド名はSON OF SABBATH、BLIZZARD OF OZZと二転三転したようですが結局単純にOZZY OSBOURNEに落ち着いたとのこと。元QUIET RIOTで当時無名だったGuランディ・ローズの発掘は、オジー御大の卓越した先見性を証明するには十分の事柄だったと言えるでしょう。悪魔的で黒いイメージの魔王オジーに対して天使的で白いイメージの王子様ランディ、視覚的なコントラストもユニークなのですが、サウンド面におきましても一種独特な雰囲気を醸し出すオジーに対して華麗かつ流麗なプレイで魅了するランディと、フロントマン2人の役割が見事に分散されていて実に面白い。尚且つ楽曲が素晴らしいのですからそれは多くの人々の心を虜にし、更に新しいファンがどんどん増殖している事実にも十分頷けるというものです。本作品を最高傑作に挙げる人も多いですもんね~!肝心の中身ですが、これが来たる'80年代世界的HR/HM大ブームを予見してたかのような割と聴きやすい作風なのが興味深いところですね。超有名曲で超名曲の(2)がその典型で、ポップでメロディックな曲調は当時のリアルタイム世代からしてみれば意外ともいえる方向性だったのではないかと想像してしまいます。とは言えこういった音楽性が結果的に多くのファンを獲得したのも事実としてあるとは思いますが。あと超名曲と言えば絶対(6)の存在を無視することはできません!僕も初めて聴いた時はそれはそれはもう~・・・、やっぱり死んでしまいましたからねぇ~!(よう死ぬな。笑)叙情バラードの一言では言い尽くせない究極的様式美ハードと言えるこの曲は、楽曲もランディのギターもオジーの歌も完璧ではないでしょうか?個人的にはそう思う1曲であります。またバラードと言えば美しくて優しくて、そしてSWEETな(3)はなんて素敵なんでしょう~。バラードと言っても(6)とは全然タイプが違いますけどね~。初めて聴いた時は「オジー、似合ってねぇ~。」なんて思いましたが(笑)、しかし甘美で幻想的な名曲であります。・・・・・HR/HMという音楽を聴いていると必ず到達するBLACK SABBATH、そしてオジー・オズボーンの存在。初めてオジーの歌に触れた若かりし時には正直「特別に上手いわけでもないのに何故こんなに神格化されているだろうか?」なんて疑問が頭をよぎったものでございます。(苦笑)しかしオジー御大は知れば知るほど魅力が増す存在であり、愛すべきキャラクターであります。また間違いなく誰もが認めるHR/HM界においての絶対的な『帝王』であり『カリスマ』であり、そして『生きる伝説』なのでございます。

お気に入り:ミステリアスで印象的なイントロから一転、一気に広がるオジー流ポップ・ワールド全開のHRナンバー(2)、究極的様式美ハードと言える叙情バラード(6)は超~名曲!甘美で幻想的かつ優しいバラード(3)も超名曲!あとやはりオジー流ポップ・ハード(1)を始め、美しさと狂気が同居したようなロマンティックかつヘヴィな(8)やアップ・テンポのハード・ナンバー(9)などもお気に入り。

・・・というわけでございまして『ザ・対決7番勝負』と題しまして綴って参りました企画ブログもお陰様でここに無事完結することができました。長々とご愛読して下さいましたお暇な皆様方(笑)、誠にありがとうございました。このくだらないブログ(笑)、まだまだ続きますんで明日からもまたよろしくお願い致します~♪