ライゾテック | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。


混合型インスリン といえば


 30Rとか 30mixが 定番でした。

中間型に 速効型や 超速攻型を 混ぜたインスリン製剤です。


朝と 夕に  自己注射するのが 一般的でした。

 10~20年前位は 日本での 2型糖尿病の 主流でしたが。


私は 持続型インスリン ランタスが 発売されてからは、 いち早く この 二回打ちでの インスリン導入は やめました。


 ランタス や トレシーバの 1回うちの方が よい感じがしてきたからです。


 少なくとも同程度以上なので、 2回注射する 手間を考えたら 1回に落ち着きました。






 もう一つ 混合型製剤の ダメなところは 濁ってて 毎回 かなり振ってから使用しないと いけないから 面倒です。


 あまり 振らないで 使う人も 多数で コントロールが乱れやすいです。

  まぁ ほとんどの高齢者は きちんと 振ってなかった印象です。




 んで ここ10年は 混合型製剤で 私が インスリン導入した記憶はないですが。



転院してきた 患者さんなんかでは、まだ混合型使っている人もいます。


 


そこで 最近発売された



ライゾテック 


超即効型と 持続型(トレシーバ)との 混合製剤で。

 今回は 濁ってません。。 つまり 振らないで使っていいんです。

 あと 中間型が 持続型になってるんで



残り少ない 30ミックス患者さんに 変更してみたら。

 結構 改善しました。


 まだ 新薬で 2週間処方しかできないけど。



是非 昭和の 打ち方 (笑)

 混合型の 2回注射してる患者さんは変更考慮してみてくださいね。




まぁ いうまでもなく  インスリン変更より

 食事療法改善の方が ウエイトが 断然上なんだけど。

 
  やる気ない 患者さんも 沢山いるからね。









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