今日は「セントレアフレンズ」の生みの親である、アランジアロンゾの著作権管理について書いてみます。尚、これは「モリゾー&キッコロまとめサイト」 で私が執筆した「『モリゾーとキッコロ』テンプレ」 と重なることがありますのでご了承ください。


「ギコ・パブリッシング インフォメーション」 では

「ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、アランジアロンゾは半端なく著作権に関して厳しい会社なのです。ある意味厳しいことで評判のディズニーより厳しいかも知れません。写真はもちろんのこと、模写・二次制作も個人利用を除き一切認めておらず、ファンサイトは文字だけで表現しているのです。そこで思ったこと・・・絵が描けない私と、デザインの模写すら認めていないアランジ。」
とあり、 「雑学BOX/キャラクター事件簿 」 では
「アラアロさんが「アランジアロンゾ学院」という個人サイトさんへサイトの閉鎖を求めてきて、粘った末、結局サイトは閉鎖。アラアロの商品の個人売買をする掲示板を運営していました。アラアロさんのオフィシャルサイトができるまで、「あらんじあろんぞ倶楽部」という個人サイトさんが情報を発信。公式サイトができるにあたって著作権を理由にサイトの閉鎖を余儀なくされました。こちらはあっさりと身を引きました。蒸し返さないでね。」
「luvharmonix/今日のアランジアロンゾ 」 では
「アランジアロンゾのファンサイトのいくつかが、著作権を理由に閉鎖に追い込まれているそうです。このキャラクターは大手都市銀行や関西地区のTV局のイメージキャラクターにも採用されているほどの「大人気キャラ」だ。 「ファンサイトも多く、ファン自身もそれぞれの活動方法でキャラを盛り上げていたんですが、ある日このキャラクター作家姉妹が突然、“類似した名前およびイラストの掲載・使用中止”を告げる文章を公式サイトに掲載し、ファンサイト管理人あてに次々と『内容証明メール』を送りつけてきたそうです」と話すのは、この問題に詳しいネットワーカーのYさん。 「そのメールは『犯罪・裁判・告訴』という文字が何度も出てくる、すさまじいものでした。ファンに送る文章とは思えないです」。(中略)また、ネットアナリストの中川雅弘氏は「ネット界での著作権は『暗黙の了解』というルールに従って均衡を保っていることが多く、理解ある企業やファンはそれを守りながら共存しています。今回のように一方的な“権力行使”を行ってしまうと『銃夢問題』のようなファンの反逆が起こりかねません」と指摘する。」

(いずれも1999年から2000年ごろの文です)


セントレアフレンズはアランジアロンゾがデザインを担当しただけで、著作権は中部国際空港(株) にあります。一応名古屋・大阪にあるショップアランジアロンゾにもキャラクター商品は置いてありますが。

その他にもアランジアロンゾがキャラクターデザインしただけで著作権は持っていないキャラは言わずとしてたモリゾーとキッコロ(財団法人2005年日本国際博覧会協会)、 たまひよちゃん(株式会社ベネッセコーポレーション)、 ぷいぷいさん(株式会社毎日放送) 等があります。また、まだ12月に登場してばかりでどっちが著作権を持っているか不明なものとして「OSAKA PiTaPaのキャラクターのタヌキ」 (財団法人大阪市交通局協力会) があります。著作権を尊重するのは分かりますが、ファンサイトの閉鎖要求されては、たまったものではないですからね。キャラクターのイメージを壊さない限り。