6月に入ると、和歌山のめっけもん広場に南高梅がずらりと並ぶ。

それぞれの梅農家さんが端正込めて育てた青々ぷりぷりとした梅の数々。


どの袋の中身も大して変わらないはずなのに、ひとつずつ持ち上げては袋の中を覗いてしまう。


今年は『梅干し作り』に初挑戦する。

普通サイズの梅と小粒の梅の2種類を作る。

塩はゲラント。

そして氷砂糖やお酒。


2週間がたち、梅は白梅酢の中。7月の晴天をじっと待っている。梅雨が明け、三日間晴天続きの日から干すのだが・・・。どんな梅干しに仕上がるのか?今から楽しみ。来月が待ち遠しい🎵


加えて梅シロップ、梅酒も並行して作っている。

夕食後、キッチン下の扉を開いては『美味しくなあれ。美味しくなあれ。』と呪文のように唱えながら、ぐるぐるフリフリ🌀瓶を回す日々。

これまた愉しい。(いや、怪しいかも?)

保存瓶がひとつまたひとつと増えていく今年🎵




昔の人はこうして、食に対してひと手間かけていたんだね。

そう言えば子どもの頃、着物に割烹着姿のおばあちゃんが、梅を干していた時を思い出した。頭には髪の毛が落ちないよう日本手拭いを巻いてたよねぇ。一粒ずつ丁寧に梅を並べてた後ろ姿を思い出した。時短では味わえない手作業の充実感を感じる。

創作意欲が膨らむ梅の季節。

梅農家さん ありがとうございます💕


果樹園の梅の木に、こんな美味しい梅がなる日はまだまだ先だよねぇ☺️



一日一食生活 体はすこぶる快調💛

 

― ねむりんのひとりごと ―
 

 written  by  もりよしねむり