http://hrp-newsfile.jp/2019/34
幸福実現党 HS政経塾1期卒塾生 湊侑子
◆中国による台湾進攻は、現実的な問題
本年1月2日、習近平国家主席は北京の人民大会堂において、台湾
同日、この提案に対して、蔡英文氏は台湾の絶対多数の民意として
蔡英文は2月28日産経新聞の単独インタビューを受け、日本に安
そしてその内容を、自身の公式ツイッターで日本語で発信しました
蔡氏の発信を要約すれば、
(1) 他国(アメリカや日本)と協力して、台湾を中国からの攻撃(世論
(2) 中国が言う『一国二制度』は断固拒否する。
(3) 国際社会にもっと台湾の存在を重視してもらいたい。
(4) 経済的に中国以外の国との繋がりを強くしたい(TPPに参加した
(5) そのために、日本と話し合いがしたい。
という内容です。
普段、英語での発信を行う蔡氏にとって、日本語での発信は初めて
また基本的に一日に一投稿なのですが、これに関しては、日本語で
中国による台湾進攻が現実性を持って迫っているのだと感じさせる
◆幸福実現党は台湾を見捨てない
蔡氏の要請に対して、幸福実現党はすべて答えを用意しています。
(1) 日台関係に関する基本法を制定し、台湾との関係を強化します。台
(2) 台湾を独立国家として承認・国交回復を目指します。
(3) 台湾の国連加盟を後押しします。
(4) 日台FTAを締結して経済関係を強化します。
これが、2019年の現時点で幸福実現党が掲げるマニフェストの
中国共産党設立100周年の2021年、中国は台湾への武力侵攻
幸福実現党は台湾防衛に向けて、アメリカと共同作戦が出来るよう
一方、自民党HPに掲載されている公約(最新版 自民党政権公約2017)には、「台湾」という言葉や台湾防衛に
中国に配慮してのことでしょうが、経済力においても国際信用力に
◆台湾の未来、香港の今
台湾の未来は、香港の今を見れば想像できることです。
1997年にイギリスが中国に香港を返還した際、中国は本土と異
しかし返還から20年も経たない2014年、普通選挙を求める香
「1国2制度というより、1国1.5制度だ」
「その0.5もどんどん縮小し、完全に中国の支配下に置かれよう
と雨傘革命リーダーの一人、黄之鋒は語っています。
香港中文大の香港アジア太平洋研究所は2019年1月7日、香港
2017年の前回調査から5.5ポイント増加しています。
理由では「政治的な論争が多すぎ、社会の分裂が深刻」が25.7
次回、後編では、こうした香港の教訓を踏まえ、さらに台湾の現状
(つづく)