朝ドラ「カーネーション」今日が最終回でした。

 

 

何度見ても、新しい気づき、新しい感情が生まれる素敵なドラマでした。

大正生まれで平成の世まで、だんじりのように駆け抜けた小原糸子の生涯を演じた3人の女優さん達にスタンディングオベーションを送りたい気持ち。

 

自分も年を取ったせいなのか、今回はとりわけ夏木マリさん演じる老境の糸子の言葉や振る舞いに胸が震えることが多かった・・・

 

最終回の1話手前で主人公が死んでしまうという前代未聞の展開から紡がれた最終話。

祭りの日に今までドラマを彩った懐かしい人物達が集まるという設定はオノマチ糸子の最終話のリフレイン。

その粋な展開にニヤリとするし、そこにあの末期がんを宣告された中村優子さん演じるカナコさんが家族と一緒に元気にやってくるところは何度見ても涙腺が緩む。

奇跡が、起きたんだね・・・

今ならそれも素直に信じられる気持ちです。

 

そして糸子は姿は見えなくても「ちゃんとそこに居る」んだというメッセージ。

「千の風になって」の歌そのままに、時には誰かの傍に寄り添い、そして自由に空を駆ける糸子の魂・・・

このドラマが東日本大震災が起きて間もない頃に放送されたことを考えると、大切な人を失った多くの被災者に向けたメッセージにも繋がっているのかな・・と思えたエンディングでした。

本人が望んでいた自分の半生を取り上げた朝ドラが始まった時、糸子はもうこの世の人ではなかったけれど

あの病院の自動扉をすり抜けて、ロビーのテレビで、きっと車椅子の「奈津」の傍で糸子は一緒に第1回を見ていたのだろうな・・・と思うと胸が熱くなりました。

 

なんて素敵な脚本。そして演出。

 

放送から何年経っても色褪せることない素晴らしいドラマ。また見ることが出来て嬉しい楽しい半年でした。

 

前にも一度紹介したけどこのドラマを愛した人達が書いた考察本。

しばらくはまたこの本を開いてドラマの余韻に浸ります。

 

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あぁ、来週から朝の楽しみが一つなくなってしまう・・・寂しいなぁ。