何回書くねん。
というぐらい細切れにwith MUSICの感想を上げてきましたが、今回が最後です。
3人がこの番組に出演する、と知った時はもちろん嬉しかったけれど
さて、どんな風に取り上げられて何分ぐらい時間が使われるものなのか・・・?
という点は心配でした。
曲前にちょこっと3人とMCが会話してすぐ曲を歌ってそれでおしまい、ってこともあり得るなぁと思ってたけど
良い方に予想が裏切られてびっくりした
この日のwith MUSICは通常放送(1時間)から2時間スペシャルの拡大版で。
その2時間の内のほぼ半分を3人に使っていて、驚いた。
そして、内容も概ねちゃんとしたものでしたね。
登場前に「SMAP解散してから初めて3人一緒に歌番組に登場」と説明もあったし
MCの松下さんのリアクションがガチファンのそれで(笑)好感度爆上がり
座りトークももちろんあったし
えっ!【香取慎吾の持ち込み企画】なんて、そんなベタなドバラエティのコーナーまで作ってくれたの(笑)
いや~力入ってたわ、制作陣
3人のトークもその期待に十分応えるさすがの話術だったと思う。
ボケたりツッコんだりホロッとさせたり・・・さすが百戦錬磨の3人です
安定感ハンパなかったよ。
国民的スターって楽しいですか?と有働さんから聞かれ
吾郎ちゃんは「ある時期からそういう風に言われ出したけど自分達はそんな風には思ってない」って言ってるのに(ご謙遜を)
「僕は国民的だと思ってる」と、ゴロちゃんの意見をひっくり返す慎吾にワロタ
有働さんがポロッと口を滑らせたことには
あるんですか!?忖度が!
とすかさずツッコむし(またこの大袈裟な顔がグーww)
話の流れから、昔とは(自分が)変わってきたと思う、とMCさんが言ってほしそうな答えを口にする優等生ゴローに対して
変わってないよ!
と総ツッコミする2人。容赦ない(爆)
ついでに愛あるゴローいじりまでブチこむしwww
面白すぎる
かと思えば
3人で歌えるのが本当に幸せ
これからもこうやってまた歌っていきたい
という彼らに、号泣した
お笑いの基本は【繰り返しと共感とどんでん返し】
ってのは今推してるセブチがバラエティスキルを叩き込まれた時に教えられた言葉らしいけど
まさに地図の3人はコレを忠実にやってたな、と感動しちゃったよ・・・(笑)
あまりにも面白いから、やっぱりこうなった。
トークの【続きは番組後半で】って。
出たよ、これ。
視聴者を逃さないためのテレビ局の常とう手段(笑)
もぉ~前半終わったらさっさとチャンネル変えようと思っていたのに、これで最後まで見るハメになった(言い方)
この手を使われるってことは、やっぱりこの日3人は番組の目玉扱いだったんだね、と改めて実感。
そして後半で出た答え。
「10年後の自分は?」に飛び出すこの日最大の衝撃のお言葉。
つよぽんの
「東京ドームでコンサートしてる」
あまりにもサラッと凄いこと言うから目の玉飛び出た
変な悲鳴出た
そして、泣いた
すかさず「言っちゃダメだよ!」と止める慎吾(笑)
「具体的すぎること言うから・・・」って困った顔する慎吾(笑)
までがセットで、泣いたよね
あぁ、変わらない。
自由人つよぽん、周囲を見て影響を考えてストップかける慎吾。
それを見守る吾郎ちゃん。
あまりにも慣れ親しんだテレビの中の光景で、泣いた
最後の最後に、ファンにめちゃくちゃ希望を与えてくれる終わり方で本当によかった。
そして歌の披露も、素敵でした
先日、FC限定のファンミの動画を見た時、歌に関してはちょっと不安に思っていたのよね(ごめん)
あの動画では音程がだいぶ不安定だな思ったので(個人的意見)
テレビの歌番組に出るって大丈夫かな・・・?と。
今の若いアーティストの皆さんって、本当に歌がお上手だし、それを聞き慣れている視聴者が3人の歌を聞いたらどう思うだろうか?
と大変失礼な心配をしてしまったんだけど
始まってみれば、とってもよかった!!!
「うーむ、仕上げてきたな!」って感心したわけで(上から)
歌もギターもアクションも、このテレビ出演に照準を合わせて、バリバリスターオーラ全開にしてるなぁ・・・と眩しかった
昔のライブで「笑顔がない」って指摘されていたゴロ様ですが、今回めっちゃスマイルだった、と思ったのは私だけ?
自分達を好きな人だけじゃなくて老若男女様々な人が見ている、テレビの画面の向こう側に
きっちりリーチ出来るパフォーマンスに仕上げてきた3人には脱帽です。
そして待望の「雨上がりのステップ」の歌唱。
ファンをバックにして歌うこの構図がとってもよかった・・・
昔の大晦日のカウントダウンTVがこんな感じでお客さん入れてたから、それと重なってジンときた
吾郎ちゃんの「ここに来ていない人にも届くように」っていう言葉も本当に沁みた・・・
そういう気遣いを口にしてくれる優しさが本当に素敵。
しんつよと、吾郎ちゃん、別々で歌ってる姿ももちろんよかったけど
やっぱり画面に3人が揃った時のこの迫力!オーラ!そして多幸感!
凄かったね・・・
そりゃあ「特別ファンじゃない」人達が一斉に「SMAPだ!」と思うわ、こりゃ。間違いない。
歌は技術がすべてじゃない。
彼らの全身から溢れ出る、見る人を包み込むような温かさをビンビンに感じて胸がいっぱいになった歌唱シーンでした。
最高でした。
って、良い話ばかりで終われたらいいんですがーーーーーーー
やっぱり、そうじゃない話も書いておきたい。
今回制作陣、すごく頑張ってくださったとは思う。
けど
やっぱりまだ忖度か圧力かわかりませんが、すべてがオープンに作られたわけじゃなかったですよね。
日テレ蔵出し映像は、よくぞ出してくれました。って映像も多かったけど
出すのはあくまで3人の「個人映像」のみ。
彼らが「SMAP」であったことは徹底的に隠されてたし、触れてはならない扱いなんだということが際立ってたな・・・
それから慎吾の「透明人間」の主題歌(サザン)は流すのに剛の「フードファイト」の主題歌が「らいおんハート」だったことには1ミリも触れられなかった。
めっちゃ不自然
九官鳥の声が「木村拓哉」だという話が出たのはいいけれど、キューちゃんの声は流さないってこれもまたいびつな紹介の仕方だった・・・
そんな中長い間無かったことにされていた2005年の24時間テレビのメインパーソナリティーがしんつよで
歴代最高の視聴率を記録したことがやっと伝えられたことはよかったけれど
なぜその部分がTVerではカットされているのでしょうか???
不思議で仕方ない。
繰り返し放送されたら困る「誰か」がいるんでしょうかね(嫌味)
やっと開いた地上波への扉だけど
まだまだ違和感のあることは沢山ある。
徹底的に隠されている彼らが「SMAPだった過去」をありのままに話題に出来て、放送されるようにならないと忖度も圧力も消えてないと今回のことで実感しました。
そしてこの1回が忖度してないという局側の「アリバイ作り」のための出演でないことを願う。
このあとまた何年も出演が途絶えたら意味がない。
そうならないように、彼らには需要がある、と私達が数字で示すことも大事だし
業界がおかしな動きをしないように、しっかり注視していきたいものです。
何にしろ
まずは素敵な番組を届けてくれたwith MUSICと、そして地図の3人に心からの感謝を伝えたいです。
ありがとう!
そしてこれからも、期待しています!!!