先日の古畑任三郎シリーズ再放送でのSMAPの扱いについて、昨日フジテレビが説明を行った模様。

 

 

個人的な感想を言うなら「あきれた」の一言。

そして

局側の言うことは

「見苦しい言い訳」に終始しているとしか思えない。

 

>黒塗りに至った経緯については「事務所からの要望ではありません」と明言。「TVerでは加工せずに配信することになりました」

ですってさ。

 

だったら、最初からそうしろよ

と、多くのNAKAMAが総ツッコミするような話を、よくもまあ平気で言えたものだわ(呆)

 

ズレてる。

本当にこのテレビ局はズレてる。

 

>制作の詳細についてはお答えを控えさせていただきます

と、詳しいことには逃げの一手の姿勢ですが

いや、違うだろ。

今問題になってるのは「制作」のことじゃないでしょ。

制作っていうのはドラマが作られる過程なわけで、皆が怒っているのは「制作」が終わった作品を【どうしてあんな形で手を加えて改悪して放送したのか】というテレビ局自体の倫理感、人権意識を問われているのだと思うんだけどね。

あの形で放送することを決定したのは「制作」とはまた別の問題でしょう。

テレビ局はその経緯を視聴者に説明する義務がある、と私は思うのですが。

【制作の詳細については~】の文言を盾にして誤魔化すなと言いたいです。

 

それから私は

黒塗りにしたのは「事務所からの要望ではない」という言葉も疑ってる。

フジテレビが今までSMAPにどんな仕打ちをしてきたのかを振り返れば、今もまだ純然たる圧力はあると想像するし(だから忖度して黒塗りしたわけで)

「事務所は関係ない」なんて庇うような言葉を発すること自体、私は局もグルだって思ってるから。

もう本当にいい加減にしてほしい。

 

で、この話題が世間に広がり始めたとたん

あちら事務所の意向を受けたのか?御用紙マスコミが「映像が流れないのはメンバーの意志かも」なんてことを言い始めて、益々あきれた。

 

思い出すのは、過去に森くんの映像が長く封印されていた時のこと。

あの頃、森ファンはずっとその扱いに憤り、抗議の声も上げてきた。

それに対してまことしやかに流れていたのが

「森本人が映像使用の許可を出さないから」なのだという噂話。

当時、SNSもなく、芸能界とは別の世界へ行った彼の真意を確かめる術も、情報も持ってなかった私達ファンは、納得いかなくても「そういうこともあるのだろうか・・・」とモヤモヤした気持ちを抱えていたものだけど

忘れもしない2016年8月14日。SMAPの解散が公式に発表されたその日の夜から

いきなり森くんの映像がテレビ(それもフジ)で解禁となりました。

それをきっかけに堂々と6スマ映像があちこちの局で流れるようになったから・・・あぁ、やっぱり「本人」の意志ではなくて「誰か」の力で、彼は映像から消されていたのだな、と確信したものです。

 

昔も今も、彼らは何も言わない。

だから都合の悪いことはいつも「本人」のせいにされてしまうことが本当に腹立たしい。

腹立たしいけれど

今回フジテレビが慌ててTVerから加工をやめたことは、一歩前進だと捉えたい。

「黒塗りSMAP」がSNSのトレンドに上がり、Yahoo!のトピックスにもなり、スマファン以外の人の間でも大きな話題になったことで、局側も対応を迫られたのだとしたら

私達が声を上げることは意味がある

のだと痛感しました。

いえ、逆に言えば声を上げなければ徹底的に潰されるだけなのだ、とも思った。

 

とかく私達の声は「ヲタクのたわごと」みたいに思われて世間では放置されがちだけど

今回のようにファン界隈の「外」にいる人・・・一般大衆を巻き込んでいくムーブメントが起きれば、コトは動くのだとわかった。

 

SMAP解散発表からもうすぐ丸8年。

今まで声を上げても、小石を投げ続けても、何も変わらないと失望することも多かった歳月だけど、やっぱり諦めちゃいけない、と今改めて思います。

 

 

 

行動しよう。声の数を増やそう。

 

 

 

それがいつか未来を変えていく、と信じてるから。

 

お花画像 「ペチュニア」    花言葉 「諦めない心」