面白かった・・・という表現が適切なのかはわかりませんが、45分間釘付け。
このドラマCMの入らないNHKでやるの、大正解だね(笑)
集中を切らすことなく見入ってしまった。
原作をとてもうまく(違和感なく)映像化していて感心した。
やはりそこは脚本の力なのだろうなぁ・・・
朝ドラ「らんまん」を書いた脚本家さんなのですね。
そして音楽は「鎌倉殿の13人」を担当されたエバン・コール氏。
キャストはもちろんのこと、魅力的なドラマはやっぱり総合的に(制作陣が)素晴らしいんですね。
原作は読んでいて本当に重い気持ちになる話だけど、主人公の女性は石橋静河さんが演じるからこそのリアリティを感じました。
そしてもちろん、我らが稲垣吾郎さんの説得力といったら・・・
スマートで優しくて、でもどこか浮世離れしていて、つかみどころのなさを醸し出す「元トップバレエダンサー」をここまで体現できる人って他にいないんじゃないかな。
部屋の壁に飾られた現役時代の写真がこれまた、ええ仕事してました・・・
(美しい御姿の写真でした)
原作は結構ボリュームがあって、この話10回で終われる?って思ってたけど
第1回を見て、これなら大丈夫そう・・とちょっと安心。
原作の流れを変えることなく上手にエピソードがアレンジされているから、きっと2回目以降も面白くなりそう。
にしても・・・
1回目の放送のあとでこのメインビジュアルを見ると、見え方が随分変わってきました。
最初は、シリアスな話なのに随分ポップなポスターだなぁと思っていたけど
吾郎ちゃんと石橋さんの笑みが、今となっては怖すぎる。
そして内田有紀さんの困惑顔に共感しきり・・・
物語が進むにつれて、見え方感じ方は更に変わっていくかもしれません。
原作、読んでなくても充分面白いですが、読んでおくとこの先の心の準備(?)が出来るかもしれません。
来週も楽しみにしています。