4月30日からNHKで放送される稲垣吾郎さん出演のドラマ
「燕は戻ってこない」の原作本を読み終えました。
いやぁ・・・桐野夏生センセやっぱすごいわ。
人間の「業」を書かせたら天下一品ですね。
この小説もエグイわ←褒めてます
こちらの作品もドラマ化ですでに配役が発表になっているので、それぞれの人物に役者さんを当てはめて読めたんで、よかったけど・・・
そうじゃなかったら、こういう「登場人物の誰にも共感できない」ストーリーは読むのがキツイ、と個人的には思いました。
特に、元トップバレエダンサーの男性。
これ、吾郎ちゃんが演じることを想像して読んだからだいぶ嫌悪感薄まったけど
そうじゃなかったら、かなり・・・な人物だったぞ・・・(個人的感想)
ていうか
昨日「碁盤斬り」読んで
今日続けてこれを読むのはちょっと失敗だったかも(苦笑)
エンディングに高低差ありすぎた・・・
でも、人生って落語のようにはきれいにまとめられないものだから、「燕は戻ってこない」はそういう意味でヒリヒリしてその分リアルです。
それにしても6月公開の映画といい、こちらのドラマといい。
社会派作品への出演が続いていますね、吾郎さん。俳優としてそれだけ求められている証ですね。
このドラマも楽しみにしています。