元日のななにーの感想。のつづき・・・

 

森くんと香取慎吾ちゃんの2人っきりトーク。

なんですが、これちょっと思い入れが深すぎてあせる1回で書ききれない。

(字数制限に引っかかった)

なので、慎吾と森くんのトークの感想は、何回かに分けます。

全編、かなり痛いです(苦笑) それでもいいよという人のみ、読んでね。

 

前半は・・・切なくて泣けるお話が中心汗

 

スタート時

入ってくる慎吾を見守る森くんが、すごく優しいお兄ちゃんの顔だった・・・

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入ってくる慎吾。

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椅子に座る慎吾。

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森くんと直で目を合わせられず、ちょっとうつむき加減でお口むにゅむにゅする慎吾。

普段の(MC慣れしてる)慎吾なら、すぐに何か言葉を発すると思うんだけど

暫し無言・・・

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そんな慎吾を優しい目で見つめながら、どした?って聞く森くん。あーそれだけで泣く笑い泣き

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改めて、日本一おめでとうございます。ありがとうございます!と言い合って頭を下げる2人。

え、そこから?笑

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私の脳がそういうフィルターかかっちゃってるせいなのか?

慎吾と向かい合った森くんの目、表情がもう・・・剛や吾郎ちゃんの時より更に更に、優しくて

 

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3年前のホンネテレビの(堺正章さんと焼肉屋さんで話した)時

剛が「森くんは慎吾のことが可愛くてしょうがなくて」と 拗ねてた もとい、言ってたことを思い出し・・・あぁ、今もずっと同じ気持ちなんだろうなぁ・・・

と思えるような慈愛に満ちたまなざしだった。

 

そして慎吾もまた、あまり見たことないような表情だった・・・最初が特に。

緊張その他色々な思いが胸にあったのかな?全然パーフェクトビジネスアイドルじゃない、普通の人・香取慎吾に見えたよ。

 

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森くんは、おそらくそんな慎吾の気持ちを充分に察していたんだと思う。

剛や吾郎ちゃんと話す時は、自分から話題を振ってもいたけど

慎吾の時は完全に「聞き役」に回っていたというか・・・自分の方から何かを発言すること、ほとんどなかったですよね。

慎吾が話すことを、全て受け止めるつもりだったのかなぁ。

そう

何もかも吐き出していいんだよっていう・・・包み込むような優しいオーラを森くんから感じて、泣けました。

 

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慎吾・・・きっと、言いたいこといっぱいあったと思う。

24年間、自分の中に積もり積もった森くんへの思い・・・

何から?

何を?

どう話せばいいのかと逡巡しながら、訥々と話しを始めた慎吾でした。

 

2人が交わした言葉はどれも深くて切なかったけれど

私の中では言葉そのものよりも、彼らの表情、仕草の変化がすごく心に残ったので

会話よりもそちらの感想を中心に書きます。

(なので会話は大まかにまとめています。正確ではないです)

 

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(会えて)凄く嬉しい。今日も来ていただいて←森くんに敬語www 慎吾かなりキンチョーしてる

嬉しいんですが・・・番組ここまで進んできたけど、難しい。

と、自分の立ち位置の難しさを森くんに吐露する慎吾。これは番組冒頭からずっと、そうでしたね。かなり戸惑っていた。

 

10代で一緒に仕事をしていた頃の僕とは違うから、MCやってるような僕は森くんと話したことがない。(引き出しがなかった、と後でも言っていた)

だから、凄く変なんですよ。

って、まだ敬語(苦笑) 慎吾、ぶっちゃけガチガチだったか?

 

それに対して「あぁ、わかるよ」と優しく言う森くん・・・・あかん、泣く笑い泣き

 

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3年前(浜松オート)は森くんのホームだし、ロケだからちょっと素の自分が、何年ぶりかに会えた森くんと話してる、って感じがあったけど・・・

今はセットの中でカメラもあって・・・(自分のホームなのに)森くんとの話し方が正直わからないところはある。

 

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そうか・・・浜松オートでは勝手を知らないアウェーな現場だからこそ、他の人の助けを借りて台本に沿って進行すればよかったんだね。

そして「ロケ」だから、常に周囲には人がいっぱいいたもんね(スタッフ・お客・ファン・オートの他の選手も含めて)

あの喧騒の中で森くんと再会するのも、感情が整理できなくて大変だったんじゃないか?と思ってたんだけど

逆に誰もいない、カメラさえも無人の状態で本当にガチで森くんと向き合うのって・・・慎吾にとってはどうしていいのかわからない、って感じだったのかも。

会いたい人にやっと2人きりで会えたのに、照れまくって目も見れない・・・

 

って、それはまるで恋人。

と、私は萌えた・・・ラブ ←見方がおかしい(爆)

 

でっ!

唐突に

森くんはどうなの?・・・ずっと見てた?僕のこと。

と尋ねる慎吾にちょっと驚くびっくり

えっ、話の流れ、おかしくないか?と思ったオレ(苦笑)

森くんとの話し方がわからない・・・からの「僕のことずっと見てた?」って。

随分な急旋回、っていうか急降下っていうかwww

こんな流れをブッたぎるような質問をする慎吾、見たことないかも。

そしてそれは、まるで幼い子どもが目いっぱいの愛情表現をしているようにも見えて・・・また涙汗

 

見てくれてた?僕を。

その意味の深さに、泣く。

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森くんはもちろん、優しく「見てるよ。うん」って・・・  あぁ、もう・・・笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

慎吾、これは本当だよ。

森くん、きっと慎吾のお仕事ほとんど全部見てたと思う。スマステーションがあんな酷い終わり方をした時は、森くん自分のことのように悔しくて、眠れなくて、レース中なのに朝寝坊して練習行けなかった、そんなこと初めて。

って言ってたもん・・・ずっとずっとあなたを見守り、あなたの気持ちに寄り添っていたと思うよ。会えなくても。

 

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そして、独白のような慎吾の言葉が続く。

離れたのが10代・・・

しかもみんなとちょっと違う感じで、同じグループとしての森くんのこと(思い出)よりも

森くん家に行ったとか、バイクの後ろに乗せてもらったとか・・自分お兄さんいないけど本当にお兄ちゃんな感じだった。

その人と急にね・・・(言葉を探す慎吾)

兄弟で同じアイドルグループにいるっていう感じが、急にそこ(プライベート)からもお兄ちゃんいなくなっちゃう・・・

 

って言いながら、引っつけた2つの拳で、その時の状況を説明する慎吾がまた・・・いじらしくって汗

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そして

この24年間、慎吾が最も聞きたかったことの1つであろう、核心を突く質問が、キタ。

と私は思った。

 

でも・・・じゃ、仕事場以外で会えばよかったね

なんで会わなかったんだろう・・・?

 

それは森くんに尋ねるというよりも自問自答しているような・・・そんな口調の慎吾だった。

 

それを言われた時の、何とも言えない、森くんの表情が・・・胸にくる汗

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・・・ねえ

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それは・・・なんだろうな・・・

 

言葉に詰まる森くんに・・・ただただ、涙汗汗汗

 

慎吾は、6人で最後の仕事になったラジオ(ストスマ)で森くんへ贈る言葉の中で

「森くんとはこれからも友達として会うと思うから、これが最後じゃないから」

と自分に言い聞かせるように言っていたし

森くんが養成所から出て、プロになった後は会おうと思えばいつだって会えたはずなのにね。だけど結果として、2人はこの20年ほとんど会うことはなかったわけで・・・

 

それはどうしてなんだろう・・・と、慎吾は森くんと、そして自分にも聞いてみたかったのかな・・・

 

うーん・・・

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ここまでの森くんにしては、かなり長い沈黙。言葉を探している様子。

そして絞り出すように出てきた言葉が

 

やっぱり、なんだろうな・・・日本一になれてなかったから、っていうのがあるんだよね

 

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その言葉に

ふーーーーん・・・・

と、深いため息のような相槌を打つ慎吾。

 

そして自分の思いを語る森くん。

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こうやって慎吾ちゃん達に会えるのも日本一になったから。

なってなかったらやっぱり来れないし。

3年前も日本一になってなかったわけだけど、でも慎吾ちゃん達が僕の仕事を見に来てくれるっていうなら・・・だったらそれは、来てくれるなら大歓迎!

でも、もし誘われたとしても、自分から行くのは「それはまだ出来ない」っていう状態だった。

けど今回は日本一になったっていう、それが自分の中でのと、仲間との約束を守れたからこうして来れてる状態なんだよね

 

ずっと森くんを応援してきて、彼の言動を見ていて、多分そうなのだろうなぁ・・・とは思っていました。

 

2016年の大晦日の食事会に参加した時に「本当は日本一になってからみんなと会いたかった」と口にした森くん。(剛の証言)

そのもっと前、2010年のインタビューでは

「絶対日本一になると言って(SMAPを)出てきたんで今は会えない。恥ずかしくて無理」

と共演をきっぱり否定していた森くん。

世間を騒がせ、色んな人に迷惑をかけて、仲間をあんなに泣かせてまで飛び込んだ世界で

結果を出さないままおめおめと彼らに会えるわけがない、と・・・

森くんは思っているんだろうなぁと、感じていました。

 

きっと、それが彼の矜持。

 

3年前に3人と再会した後だって、本当だったらプライベートで会っていても誰も責めたりしなかったと思う。

だけど、それをしなかった森くん・・・

あくまでも筋を通し頑なに約束にこだわった森くんの、ストイックな心情を思うと胸が痛い。

そして

もしも・・・もしもあのまま

ずっと日本一に手が届かなかったのなら・・・彼は一生、メンバーと会うことを自分に許さなかったのかもしれない、と想像した時

今、画面に映る2人の姿は、奇跡の積み重ねだとしか思えなくって・・・もう・・・涙がとめどなく溢れてきて困った・・・汗

 

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そして、そんな森くんの決意をきっと誰よりもわかっていたのも、SMAPのメンバーなのだと思う。だからこそ、3年前の再会の後も彼らは顔を合わせることをしなかった。

 

森くんの言葉に

そっか・・・

と、一瞬目を閉じた慎吾が

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目を開けた時は、心なしすっきりとした顔で、そして口元に笑みが浮かんでいたのが印象的。

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そして、言った言葉が「僕も、どこかそれもあったのかもね」

 

泣けた・・・汗(ずっと泣き通しだけど)

ファンでも想像出来た森くんの気持ちを、一番近くで本当の弟のように接していた慎吾がわからないはず、ないもの。

慎吾は森くんの覚悟を尊重し、森くんが約束を果たすその日までじっと待つつもりだったんじゃないのかな・・・

 

会いたくないわけ、ないんだもん

会いたいのに・・・正直会いたいなぁとか、そういうことさえも考えなかった

もう・・・(手をびしっと差し出す仕草)

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この手・・・気持を自制してた、ストップかけてた、ってことだよね?

森くんは、いつかのインタビューでメンバーとは「会えなくてもわかりあえている」と言ってた。

慎吾が「会いたいということすら考えなかった」と言うのは、まさに森くんの気持とシンクロしていた証拠なのかな・・・と思う。

そんな慎吾が、ね。

森くんが優勝した時に呟いた言葉の一番最後に

 

 

「会いたいです!」

って叫んでるんだよね・・・これ、2人の会話を聞いた後で読み返すと、もう堪らない。こらえきれない汗汗汗

だってこれ、今までの気持ちを全部解放した慎吾の魂の叫びのように感じるもの・・・

あぁもう、森くん優勝してくれて本当にありがとう・・・慎吾のために、ありがとう・・・という気持ちにすらなったわ←感情移入し過ぎでごめんww

 

そして

手をびしっとやった後

急に「あぁ・・・・」と顔をしかめて崩れ落ちる慎吾。

 

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自分の中で整理しきれない感情に翻弄されているような、そんな風に見えたよ・・・

こんな慎吾、ほとんど見たことない。

そして、そんな慎吾を優しく見守る森くんの表情がまた・・・ねぇ。涙の洪水になる笑い泣き

 

ここから慎吾の感情・・・心に押し込めていた本音が、溢れ出した。

森くんから辞めると告げられた時の回想。

 

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元をただすと、一番最初・・・そうだね・・・

最初にあのー・・・辞めるって言った時はホントにショックだったよね

 

うん・・・だと思う。特に慎吾ちゃんはね・・・

 

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慎吾、全然声を張ってなくて、ぼそぼそと喋る感じが「素」に見えて・・・このあたり、テレビの生放送だということは意識から飛んでいたのかな・・・?と思える語り口で。

 

いやーショックでしたよね・・・ショックだったなぁ・・(小声)

 

遠い目をして、小さな声で「ショックだった」と呟く慎吾が、リアルすぎて胸が痛い汗

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そのショックは、仕事(ビジネスパートナー)としてじゃなかった、と言う慎吾。

 

さっき言った感じなんだと思う

グループとしてとか言うんじゃない、なんか・・・ああ、そうだね・・・・・・

 

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言葉を探す慎吾。しばらくの沈黙。

 

そして、出てきた言葉が

 

ずっとじゃないけど「裏切られた」と思ったから

 

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まっすぐな慎吾の目。

そして、その言葉と、慎吾のまなざしを受け止める森くんの表情・・・

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涙腺決壊です・・・汗汗汗汗汗汗

 

ここはもう、慎吾と森くんの両方に感情移入してしまって、見ているこちらが胸が張り裂けそうになった・・・

「裏切られた」

強い言葉。

きつい言葉。

出来ればそんな言葉、大好きな森くんに向かって使いたくないだろうに・・・でも、あの時の自分の感情を説明するにはそれしかなくって・・・

っていう慎吾の気持ちが、痛いほどわかって嗚咽した汗

 

だって、私もそうだったから。

私も思ったよ、慎吾・・・裏切られたって。置き去りにされた、って。

森ファンはあの突然の脱退に、多かれ少なかれ皆そんな気持ちになったと思うから・・・

慎吾の言葉に、きっとファンはみんな頷いたと思う。

だけど

それを今、慎吾から直接言われた森くんの気持ちを思うと・・・それもまた、胸が痛い。

 

森くんはSMAPから去った時のことを今でもずっと「迷惑をかけた」と言い続けています。

そりゃもちろんその通りだとは思うけど、20年以上経ってもずーっとそう言い続ける彼を見て「もうそんなに気にしなくてもいいのでは・・?」と思ったこと、何度もあった。

でも、彼は彼なりに重い十字架を背負ってここまでやってきたんだ・・・と今ならわかる。

だから

この日慎吾に何を言われても、きっと全てを受け入れる覚悟があったのかな・・・

「裏切られた」なんて強い言葉を言われても、真正面からそれを受け止めた森くんの表情にそんなことを思って、また涙汗

 

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そして慎吾の言葉は続く。

何の約束もないけど、なんで?そんな・・・ことすんの?みたいな・・・

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そして、沈黙。

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結構、長い沈黙・・・

 

それを恨んでるわけでもないけど、そん時はだから、寂しさがそういう思いになったのか・・

と振り返る慎吾。

慎吾の気持ちが本当によくわかるよ・・・わかりすぎて、泣ける汗

「裏切られた」なんて言ったけど、森くんに対して恨み辛みがあるわけじゃないから、っていうのはわかってほしいんだよね・・・

ただ、あの頃の自分の気持ちを、森くんに聞いてほしかっただけ、なんだよね・・・多分。

 

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そして、更にあの頃に思いを馳せる慎吾。それはまるで自分の寂しさの源流を探してるような・・・そんな風に見えた。

 

さっきVTRにもあった、試験のために勉強してたんだよね?

そう、それも見てるんだよね、慎吾ちゃん

何の勉強をしてるのか、言わなかった森くんに対して慎吾は

「僕は(森くんが)弁護士になると思ってた」と。

弁護士・・・思わず笑い出す森くん。けど、慎吾は案外真面目な顔で言ってたね。

 

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なんかこの人、勉強してる。勉強イコールあたまのいい感じ、弁護士を目指してるんだ!

って思った。10代の慎吾・・・

そこから更に色々なことが走馬灯のように蘇ってきたのか・・・

森くんが自宅に置いていた問題集の話になり。

 

家とかでも結構な教材とかを・・・あれさ、隠してなかったよね?100パーは。

と、問う慎吾。

「隠してなかったと思う」と認める森くんに

どうして!?

と、強めに聞いた慎吾を見て、あぁ・・・これもまた、慎吾がずっと聞きたかったことなのか・・・と気づいて胸が締めつけられた。

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昨年末に発売された週刊文春WOMANのインタビューの中で慎吾は

試験のために勉強している森くんの姿を見ても、直接何も聞けなかった。

ただ漠然と森くんが「いなくなりそう」と思っていた、と当時の不安な心境を語っていたから・・・

あぁ・・・ここで慎吾はそれを森くんにぶつけるのか、と胸がいっぱいになった。

 

その時の状況を説明する慎吾。

家に・・・ほんと、しょっちゅう行ってたから、ちょっと・・・隠すじゃないけど、物があるから。それを見るわけです。僕は。

うん・・・

この人は何かの勉強をしている・・・資格を取るのか?

と想像していた慎吾。

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(教材が)見えるわけですよ、チラッと。

だけど、こんなに(関係が)深いはずなのに、このこと言わない・・・から

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(自分から教材を)見るわけにもいかない、突っ込むこともしなかったけど・・・

だったらもっと隠せばよかったじゃないですか!

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と、身振り手振りを交えながら強い口調で言った慎吾に、ビクッとなった・・・

 

2人きりトークの中で、この瞬間、慎吾が一番感情を昂らせたように見えたから。

 

森くんが、どこか遠い所へ行ってしまいそうな予感がするのに、森くんは自分に何も言ってくれない。なんで?どうして?

聞きたいのに、聞いちゃいけない気がして何も言えない自分も歯がゆい。じれったい。

ねえ、森くんあの教材は何?なんであんな所に出しておくの。見えたら気になって仕方ないじゃない。何も言ってくれないなら、せめて全部隠しておいてよ。知らないままでいさせてよ!!

・・・・・

あくまで、私の勝手な想像ですが、そういう感情が全部込められた

だったらもっと隠せばよかったじゃないですか!

っていう言葉に聞こえて仕方なかった・・・

その言葉の後に、慎吾はすぐにハハハッって笑って誤魔化していたけど・・・それもまた感情的になった自分を取り繕うために出た仕草な気がして・・・この時の慎吾は、本当に森くんと離れた10代の頃の慎吾に見えたよ・・・汗

 

それに対しての、森くんの答えが・・・

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多分ね・・・ちょっとでも気づいて・・・言えないけど、気づいてほしかったから・・・隠さなかったのかもしれない

 

だったのは、もう・・・何ということか・・・と、絶句した。

嗚呼・・・森くん・・・笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

慎吾も辛かっただろうけど、森くんの「言えない」辛さも相当だったんじゃないかな・・・

自分のことを兄のように慕う無邪気な慎吾。誰よりも可愛いがっていた慎吾。

グループの中で一番年下で、まだ10代で、ガタイは大きくなっても繊細でデリケートなハートを持つ慎吾に、面と向かって自分がSMAPを去る話など、残酷すぎて言えるはずもない・・・と森くんが思うのは当然だと思う。

だけど、ひょっとしたら「森くん、これ何?」って、慎吾から聞いてほしかったのかもしれない。

自分からは言えないけど、聞かれたら言える、っていうことあるから。

「気づいてほしかった」というのは、そういう意味もあるのかな・・・?

ま、今でいうなら「匂わせ」ってことですけど(苦笑)当時はそんな言葉も意味もないけど。

 

それを聞いた慎吾・・・

思わず天を仰ぐ・・・

あーこの時の慎吾の気持ちを思うと・・・また涙腺崩壊汗汗汗

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・・・・あーーー・・・そう!

って感極まった表情の慎吾が・・・切ない汗

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言えないけど・・・うん。

って森くん。

彼のこの表情も、本当に切ない・・・もう、切ないことだらけだよー!笑い泣き

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うつむく慎吾・・・

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この時一体何を思っていたのかな・・・

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色んなこと、思い出したんだろうね。漠然と不安を感じていた頃の思い出をまだ語る慎吾。

(言いたいこといっぱいあり過ぎるんだろうな・・・)

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・・・なんか最後の方に、普段行かない所にマネージャーさんの車で、2人で行ったこともある。(森くんが)今日オレはそこで下ろしてくれればいいからって・・・

・・・(思い出しながら)願書を取りに行ったのかな?

 

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そんな感じのところ。その時とかもすっごい変な空気だけど、僕も何も言わずに、森くんも言わずに・・・

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エピソードを思い出しながら、改めて森くんに聞く慎吾。

・・・ちょっと気づいてほしい時があったの?

うーん・・・じゃないのかな・・・

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2人して、苦笑い。みたいな・・・でも、全然悪い空気じゃないのが、救いだわ・・・

 

森くんの振り返り。

だから・・・なんていうんだろ絶対言えない・・・本当に申し訳ない。言えないっていうのあったけど、そういうところでちょっと分かっててほしい・・・ってところがあったのかな

 

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昔を振り返ることに、何の意味があるのか、と言われる人もいるかもしれない。

まして、24年も前のことです。

だけど

24年経った今だからこそ

素直に言える気持ちもあろうだろうし、聞くことの出来る真実も・・・あるはず。

 

私は、この日の2人のトークを見ていてそう感じました。

特に、慎吾にとっては何よりも大切な時間になったのではないか、と思います。

 

んー・・・そうか・・・そうだったのかぁ・・・

と、遠い目をした慎吾が・・・いじらしい。

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この後、また沈黙があって

慎吾は6人で最後に食事をした時の思い出を語り始めるのですが・・・

 

それはまた次で(字数が足りんのよあせる

 

つづく!