タイトルは私の造語です。
切磋琢磨、を変えてます。
香取慎吾 NIPPON初個展 BOUMBOUMBOUM
とうとう。
本当に、とうとう終わってしまいましたね。
最終日の今日はなんと1日10回公演。
朝も早よから、夜8時の回まで、慎吾ちゃんは何度もお客さんの前に姿を現し
そして、その様子をインスタグラムのストーリーでUPして、行けない全国・全世界のNAKAMAにも臨場感を味合わせてくれた。
そのバイタリティーとサービス精神とエンターテイメント魂に、深く深く感じ入りました。
だけど
いとも簡単そうに、そして楽し気に、これだけのことをやってくれる慎吾だけれど
本当は、どれだけその身を削っているのか・・・
と、私の胸に迫る展示物が、個展の中にはありました。
もう終わってしまった今だから言うけれど
撮影禁止エリア・ステージCに置かれていた慎吾の「歯型」
オブジェの方じゃなくて、石膏で作られた本物の、慎吾の歯の模型。
実は私がこの個展の中で、一番釘付けになったのは、あの小さな「慎吾の歯」でした。
私、かつて歯科業界で働いておりまして(今は違う仕事をしてます)
もうね
見た瞬間からあの顎模型に興味惹かれまくりで(笑)ケースの中に収められた、白い石膏の慎吾の歯型と、マウスピースを10分ぐらいじーっと観察してました。←アブナイおばさんww
個展の中には
慎吾の髪の毛や、眼球の写真や、骨のレントゲン、胃カメラの写真まであったけど
私にとってはそのどれよりも「香取慎吾」のリアルを感じたものが、あの「歯」でした。
慎吾自身が
歯ぎしりですり減る歯を守るために歯医者さんに勧められてマウスピースを作った、と言っていたけど(でもほとんど使ってない、らしいけど・苦笑)
まあ、それはもう見事なほどに、彼の歯は全てすり減っていた・・・
俗に言う糸切り歯「犬歯」と呼ばれる歯は、前歯の中でも少し尖っているのが特徴なのに
その尖りがまったくなくなっていたから、ビックリ。
日本人の8、9割の人は無意識のうちに(睡眠時に)歯ぎしりをしている、という説があるぐらいだから
歯ぎしりをすること自体はそんなに珍しいことでもないんだけど
あんなにも咬耗(噛むことで歯がすり減ること)しているってことは・・・
普段、どれほど歯を食いしばっているのか、と。
歯ぎしりって、ストレスが大きくかかる時ほど酷くなります。
人はリラックスしている時は軽く口(歯)を開けていて、噛みしめていません。
歯と歯が合わさり食いしばる時っていうのは、グッと力を入れる時
何かに耐える時、踏ん張る時・・・そういう時です。
それを考えた時
わずか10歳でこの世界に入り、今に至るまで
慎吾は、一体どれほど歯を食いしばる思いを重ねて、色んなことに耐えてきたのか、と想像して白い歯の模型の前で、思わず涙がこぼれそうになりました。
パーフェクトなアイドルであろうとして、どんな時でも笑顔を絶やさなかった慎吾。
その陰で、眠りの中ですり減るほど強く歯を噛みしめていたんだと思うと、万感胸に迫る思いです・・・
きっとこの個展のことでも、大きなプレッシャーと戦いギリギリと歯を食いしばることもあったに違いない。
それでも
「楽しかったよ~!ありがとう~!」と、太陽のようなスマイルで、ファンを喜ばせるために走り回っていた慎吾が、愛しくていじらしい。
文字通り身を粉にして、エンターテイメントを全うしようとする彼の姿勢を本当に尊敬します。ねえ、SMAPの5人のお兄ちゃん達・・・お宅の末っ子って、凄いね。誇らしいね。
って、涙目になりながら、慎吾の歯を見つめていた私はすっかり変な人でした(爆)
願わくば、これからは彼が歯をすり減らす出来事が減ってほしいな、と思う。
少しでもリラックスして、毎日を過ごせるといいのにな、と心から願う。
(多忙な人だからそれもまた難しいだろうけど・・)
だって、あなたは歯を食いしばらなくても、充分自分を磨ける人だから。
そうそう。
慎吾の歯型を眺めていて、もう一つ気づいたこと。
彼って、歯並びもよくて綺麗に奥歯まで並んでいるんだけど(きっと幼い頃からケア・メンテナンスをしっかりやっているんだと思う)
左上・・だったかな?(記憶曖昧)
親知らずがね、ピコっと頬の方に斜めに向いて生えてたの・・・
なんかね
その生え具合が、めちゃめちゃ人間味があって(笑)パーフェクトじゃない、1人の人間「香取慎吾」を感じられて嬉しかった・・・
っていう、人が聞いたら充分キモい、特異なマニア萌えをしてしまった私をご容赦ください
(ドン引きした人、すいませんwww)
慎吾ちゃん、本当にお疲れ様でした。
次にあなたが見せてくれる夢を楽しみに、今日という日に御礼を言いたいです。
THANK YOU SO MUCH! アイシテマース!