どーもー。

 

この夏は、森くんイベントに駆けずり回り、その合間に仕事して家事して・・・という状態だったので

SMAPさんに関する情報にはすっかり疎くなっておりまして・・・冷や汗2

ほぼ浦島太郎状態なんですが

 

その中で、ちょっとこれは私的に見逃せない!という雑誌が出ました。

新曲プロモーションと絡めてか、各雑誌が趣向を凝らしてSMAPさんを特集しているようですが

月刊ザ・テレビジョンの10月号。

こちらの企画にビビッ!ときてしまいました・・・

この9月でデビュー25年目(25周年、ではないのよね・笑)を迎えるSMAPにちなんで

彼らの歩みを履歴書に書いてもらおう、という企画。

 

題して「SMAP 25年目の履歴書」

各メンバーが思い出に残った年の出来事や、転換期となった作品や人との出会いについて履歴書形式で綴っている、その内容が大変興味深いです。

それ以外にも

「25年目の自己PR」

「25年目の健康状態」←こういう項目があることがアラフォーアイドルだね(笑)

そして

「25年目の本人希望欄」

というのがあって、どの項目も本当にメンバーそれぞれの性格や考え方が出ていて、すごく面白いので

まだ読んでいない方は、お時間あったらぜひご一読されることをお勧めします。

 

そんな中で

やっぱりというか何というか

中居君の履歴書の一文が、私の心に刺さりました。

 

88年 

 

から、中居君の履歴書は始まっています。

ちなみに、他のメンバーは皆91年以降・・・CDデビュー以降からの出来事を挙げているので

88年から書き出したのは、中居君ただ1人です。

 

その、彼の履歴書はこうです。

88年 奇跡的にこの6人が集められてSMAPができた

以前から、中居君がSMAPの歴史の始まりをCDデビューした年ではなく結成された年に重きを置いていることはわかっていましたが

やっぱりここでも、SMAPができた年のことを一番最初に出すんですね・・・

 

そして、その書き方がまた泣けます涙

 

6人。「この6人」

 

まるで、今でも森くんがすぐ傍に居るような「この」という言い方。

どれだけの年月が経とうと、5人で積み重ねた実績が凄いものであろうと

やっぱり中居君の中では「6人」が、すべての始まりであり大切なベースなんだということがよくわかります。

そして、 「この6人」が集まったことは「奇跡的」なことだったんだ、と。

堂々とそう言い切れる中居君の気持ちが、すごいよね・・・

 

ファンである私達はよく運命とか宿命とか奇跡って言葉を口にするのが好きですが(笑)

冷静沈着で徹底的な現実派、一見運命論者とは遠い位置にいるように思える中居君が

出身地も年齢も個性もバラバラで、友達同士でもなかった少年達が6人集められて「SMAP」という、名前の意味すらわからないような(笑)グループが作られたという事実。

それを「奇跡」と捉えていることにジンときます。

 

もちろん、結成当初からそんな気持ちがあったとは考えにくいですが(失礼)

年を重ね、グループとしても個人としても芸能界という世界を疾走する年月の中で、その気持ちは確信に変わっていったのではないでしょうか・・・

 

もしかしたら

自分達が集められたことを「奇跡」と思うようになったのは、森くんが抜けてから、かもしれません。

中居君の履歴書の4つ目には

 

96年 SMAPが5人になった

と書かれています。

 

繰り返しになりますが、6から5になったことも触れているのは中居君だけです。

切ないですね・・・

切なくて、とても哀しい涙

前代未聞の脱退劇を経ての、森くんのまったく違う世界への転身・・・

その前後の中居君の、リーダーとしての苦悩、葛藤。

それらについては、今までもこのブログで何度も綴ってきましたので、ここでは割愛しますが

森が抜けてグループがダメになったと言われたくない。

その一心で、彼ら5人が森くん脱退直後の怒涛の時期を突っ走ってきたことは、以前NHKのプロフェショナルでも触れられていました。

そういう意味では、今現在のSMAPは「森且行の脱退」なくしては語ることは出来ない面もあると思うのです。

だから中居君はあえて6人で始まったこと、そして5人になったことを25年という年月の中での最重要項目として書き出したのかな、と感じています。

 

中居君のページの大見出しにはこんな言葉も。

 

「なぜ選ばれたのか理由は分からないけど

僕らがSMAPとして集められたのは奇跡」

 

中居君自身が語った言葉なのか、それとも履歴書からピックアップして編集者の人が作った文章なのかはわかりませんが

少なくとも、25年もの間、激動の時代を一緒に続けてこられたこと。

そして

生きる世界は違ってしまったけれど、自分の信じる道でひたすら精進し今なお夢に挑戦し続ける「6人目」のメンバーの存在が常に「並行線上」にあること。

それらは、やっぱり「奇跡的」なことだと中居君は感じているのですね。

 

そんな中居君に、先日森くんがイベントで口にした言葉を伝えてあげたくてなりません。

オートのことやプライベートのこと、トークショーの中で聞かれた質問に森くんは気さくに、そして自然体で答えていたのですが

「もし、オートレーサーになっていなかったとしたら、何をしていましたか?」

という問いに

森くんは、こう言いました。

「多分・・・踊っていたと思います」

SMAPという名詞も、芸能界という言葉も出しはしませんでしたが

それが何を指すのか明白ですよね・・・

 

中居君。

 

森くんね、レーサーじゃなかったら、やっぱり今も踊っていたんだって・・・

泣けるよね。その答えに涙

 

人生にもしも、はあり得ない。

 

誰も過去には戻れないし、選んだ道を引き返すことも出来ないけれど

でも、それでも

もしも、今と違う選択肢があったとしたら・・・

森くんは、「踊っていた」んだね。

あなたや、他のメンバーの隣で。

 

中居君・・・あなたが「この6人」って言う意味、つくづくよくわかった気がするよ。

森くんは、今でもずっと5人の近くにいるんだね。心の中で。

 

SMAPのメンバーと、そして森くんのやりとりは

時としてまるで相聞歌のように、時間や場所の隔てをものともせずに、お互いの存在を確かめ合うような発言がシンクロすることがよくあります。

今回のことでも、それを強く感じました。

 

神様、こんなに素敵な奇跡をありがとうございます。

彼ら6人が集えし時代に、巡り会えた幸せに、心から感謝です。

 

そして

6人の軌跡が、奇跡に繋がっていく過程・・・祈りをこめて見守りたいと今は願っています。