『パッチギ~LOVE&PEACE』を観た。シネカノン作品のパワー!
新宿バルト9で初めて観た映画・・・。
最終回20時20分に駆け込んで、『パッチギ~LOVE&PEACE』を観た。
前作を観て、物凄くパワフルな青春映画だと思って、
続編的な今作はと言えば・・・やはりパワフル!!!
今回は「家族」とか「生きる」というテーマが強く出ていて、
一見、「ちょっと重いかな・・・」と思われがちだけれど、
中村ゆりさんの圧倒的な瑞々しさで貫かれた、
井筒監督の愛と情熱にあふれた力作だったと思う。
監督はきっと、物凄く熱く演出されていたんだろうな、と勝手に想像していますが、
画面から、そういったパワーがあふれ出てくる日本映画が少なくて、
最近、他で観た邦画が、ストーリーだけをなぞっているような、
キレイキレイな作品だっただけに、
『パッチギ~LOVE&PEACE』のほとばしるパワーは貴重なものに見えた。
帰り道。
「あー、凄かった。キャスティングもシネカノン的な良さがあって・・・。
アットムービーも、らしい作品づくりをしなければな・・・」
と、思って、何だか心が躍動してきた。
らしい作品。
これだ。
こういうことをしっかりと目指して行かなくては。
少しずつ少しずつ。
らしい作品が出来ていく。
そんな力(パワー)を僕らも蓄えていこう!
そう思わせてくれた作品でした。
ありがとうございます