大泉洋さん。最高だー!!!
「シムソンズ」キャストシリーズ。
本日はついに登場、大宮平太役の大泉洋さんのこと。
じつは今回、初めてご一緒したわけですが、
北海道でスーパースターぶりを遺憾なく発揮しているという噂は聞いていました。
ただ、実際にはどんなお芝居をされるのか?
正直一度も観たことがありませんでした。
そこで、うちのキャスティングの原谷にチームナックスの「COMPORSER」を見に行く手配を頼み、
池袋サンシャイン劇場まで行きました。
びっくりしたのは、座布団席まで出る勢いの、
その動員ぶり。
ものすごい熱気と共に幕が上がり、黄色い声援とともにカーテンコール。
んん?何だこれは?!
いやはや、勉強不足でした。
チームナックスさん恐るべし。
大泉さん、恐るべし。
そして、楽屋へご挨拶に。
実は、その時点で迷っていたのは、「北海道でカーリング映画を撮りたいんです」
ということを、洋さんに言おうかどうかということ。
しかし、会っていきなり、
「今度北海道で、カーリングの映画撮ろうと思っているんですよ~」。
そしたら、洋さん、
「それは素晴らしいですね。北海道で、しかもカーリング。僕らを使わない手はありません!
何せ、僕らは全員カーリング経験者ですから」
と。
僕は、おおーっ、凄い、なんたる偶然。こりゃ洋さんに絶対頼むべ。
と、思った。
それから数か月後。
正式に出演を受けて下さった洋さんに新橋のホテルで会いました。
監督が「あの、カーリングはやったことありますか?」
そしたら洋さん、
「いやー全く」
え?えええええええええええええええええええええええええええええっ?!
どゆこと?
その時僕は何とも言えない感覚の中にいた。
実はそのことを撮影中に洋さんに話した。
今度は洋さんが、
「え?ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ?!
僕がそんなこと言ってたんですか?」
と。
僕がその時から洋さんの言っている事を話半分に聞くようになってしまったこと。
一体この人はどんな人なんだ?と見るようになってしまったこと。
などを語った。
しかし、撮影が進むにつれ、洋さんに近付くことが出来た瞬間があった。
常呂はとにかく寒い。
撮影中はスタッフ・キャストも関係なくひとつの焚き火に当たりながら、
待ち時間を過ごした。
一緒の火に当たりながら、
僕の師匠の大多さんやフジテレビの人のこと、
釜山でお会いした鈴井さんのことなどを話す間に、
うち解けていった。
洋さんの撮影期間は15日。
その間に、僕も東京を行ったり来たり。あまり多くおしゃべり出来なかったけれど・・・。
でも僕は、
忙しい洋さんのスケジュールをゲットするのに、
僕はアミューズの方、キューの方と何度もお会いして、お酒飲んで、
時々吐いて、具合悪くなって、でも洋さんに出て欲しいという思いで、
頑張った。んです。よ。
そんな洋さんは、見事に平太を演じてくれた。
「COMPORSER」での演技を観て、確信したプロデューサー嗅覚は、
大OKでした。
たぶん、平太役は、大泉洋以外に世界中どこを探してもいなかったはずだ。
僕はそう思っている。
そして、映画に最高の息吹を入れてくれた。
ありがとう!洋さん。
僕の中で、大好きな俳優さん上位ランキングに間違いなく、洋さんは、
今、ランクインしています。
これからも、もっと楽しい作品を一緒にやって下さい!
そして、もっともっと最高の洋さんになって下さいね!