製造者責任 | 堺で働くベーシストの酒とロックとロータリー

製造者責任


まいど、もりやんです。


さて、





最近大手メーカーの品質不祥事が


相次いでます。


記憶に新しいのは


三菱ふそう、松下電器、そしてトヨタ。


メーカーにとって、製品品質は


最も重要な企業の生命線のひとつ。


企業の成長は、製品品質の永続的な確保により


獲得できる顧客満足度に極めて大きく依存する。





もちろん品質不具合に対するアフターフォローなども


品質保証と同列に考えて当然だ。


品質に不備があるものを市場に投下してしまえば、


それを是正することに全力を傾注しなければならない。


PL責任が伴えば、リコール費用も莫大なものになる。


今もって回収作業継続中の松下電器も石油式温風器の


リコール費用及び広告宣伝費その他もろもろ合算で


約300億円もの巨費を投じている。


サービスフォローという観点よりは、製造者責任なので


当然ではあるのでしょうが。





ブランニューなものとしては


そして皆様もご存知の通り、


パロマの瞬間湯沸かし器のCO中毒死事件。






ちなみに、当社でも湯沸かし器があったと思ったので


念のため確認しました。








ん?











おおおおおおお!


(ちなみに2台あるうち全部)








まぁ、それはそれでおいといて。


これは厳密には、品質保証に関する過失による


製造者責任が発生するのかどうか、私は疑問です。


あくまで現時点での判断材料でね。




様々な視点からの仮説を検証している記事を多く見ますが、


CO中毒により死に至るのは、


消費者側による不正改造に起因するようですね。


純製のものに改造を加えると言うことが即「不正」改造と


言えないのかもしれないけれども、改造の内容は安全装置の作動解除


つまり、




オノレで製造者による安全保証を放棄した





ということではないでしょうか。


安全装置の在庫不足の影響による


今回のケースの発生の想定はしてなかったのかとか、


PLガス担当部署と都市ガス担当部署の連携が


取りきれてなかったのではないかとか、


そんなことはまた別の話やと思うのですが。








作る側には当然責任が発生しますが、


使う側にも責任を持って、使用上の注意を守って


使うべきやと思います。


改造を施した時点で当社の製品とは別の代物であり、


改造者当人のオリジナルなものにすりかわっているのだと言う


事をマナーとして認識する必要、そして義務があることを


私達はわきまえなければなりません。






しかし、それでもなお、製造者側に責任を問われるのが


一般的ですが。


PLはつくづく難しいと思います。






しかし!


そんな中、パロマ元役員から


こんなパブリックコメントが・・・。







パロマ取締役会、元役員「開催された記憶ない」

 パロマ工業(名古屋市)製の瞬間湯沸かし器による事故が相次いだ問題を巡り、

同社と親会社のパロマ(同)の複数の元役員が読売新聞の取材に対して、

両社とも取締役会をほとんど開いていなかったと証言した。
 会社法は、株式会社に対し、3か月に1回以上の取締役会開催を義務付けている。

会社法の専門家は、事故情報について、取締役会で報告されるべきテーマだったと指摘しており、

元役員らも

「取締役会が規定通りに開かれていれば、適切な事故防止策を話し合うことができたかも知れない」

と話している。
 パロマは1958年、パロマ工業は64年に株式会社として登記された。社長以下、

多くの役員が両社の取締役や幹部ポストを兼務している。 (読売新聞) - 7月27日





取締役会の招集は、議長である代表取締役がかけることになってると思いますが、


このコメントによるとばっちりで、社長更迭または引責辞任も


ありうる展開になってまいりました。


でも、「元」役員って言うけどどれくらい前の人?


だからと言ってこの人が退職してからも役会が無かったとは言えないし、


アンタも役員だったなら、ヒトゴトみたいに言いなさんなよ。


そんなことより、役会に上げないと「適切な事故防止策を話し」合わないのか。






業務執行を監視する側にいる役員だった人としては


かなりいいかげんで無責任な発言だと思うんですけど。