滋賀県守山市で守山さくら内科というクリニックをしています。

 

滋賀県では最近コロナ感染者がどんどんと増えています。

最初は感染源が特定される方のほうが多かったのですが

不明の方も出てくるようになりました。

多数は草津会社と大津役所でのクラスターです。

 

私は神経内科医ですのでお身体が不自由な方や高齢者が患者さんに多く

介護施設を利用されてる方がほとんどです。

 

とにかく欧米で感染爆発が起きている所、致死率が10%近くあるいは超えている所では

間違いなく高齢者施設での死亡者が2割から3割を占めています。

 

日本でも蔓延化の先にあるのはこういった高齢者の方が集団感染して多くの被害者を出してしまうのではと

不安です。

対策は何か?と言われると

通所サービスを全部やめる事となってしまいます。

でも家族が仕事などで日中1人でいられない患者さんが大勢おられます。

仕方ないんです・・。

なので、せめてスタッフはマスクを絶対にして、患者さんに近寄る時には喋らず

フェイスシールドをするようにして、換気を徹底的に行う。

もちろんスタッフの手指の消毒は大切だけれど、利用者さんの手指の消毒も徹底してさしあげる。

食事はなるだけ個別に行う。あるいは密集させない。食事介助時に喋らないこと。

これをしたから本当に犠牲者を確実に減らせるのかどうかわからないけれど

1人1人が自覚をもって

閉所に置かれている人たちを守らないとと思います。

 

このウイルスは油断ならない相手です。

日本人は少しこのウイルスに対して強いのか?とも考えていたときもありますが

そのような考えは捨てて、今は超自粛です。

 

クリニックでは風邪の方も診察するようにしています。

ただし完全に時間をわけて他の患者さんとは動線を別にしています。

 

最近ホームページを作りました。

 

http://www.moriyamasakuranaika.com