3月15日は三種町3月議会の最終日。

 

一般会計予算から統合中学校建設費を削除する修正案が提案されましたが、採決の結果賛成6、反対8の賛成少数で否決。原案可決となりました。

 

予算特別委員会での審査や一般質問、本会議での審議を通じて、統合中学校建設計画の問題点を明らかにしてきましたが、最後の採決で計画の見直しを勝ち取ることができませんでした。多くの町民からの応援を受けながら期待に応えることができず、大変無念です。

 

建設予算が可決されたことで工事が始まることになりますが、この間明らかにした問題を抱えたままの工事が順調に進むとは思えません。生徒や保護者に不利益が生じることの無いよう、引き続き働きかけてまいります。

 

新聞報道にもありましたが、この日は議長に対する問責決議案も7名の議員の連名で提出されました。

 

7項目にわたる問責理由が列記されましたが、どれも具体性に欠けたり、問責に値しない内容であったりでした。その一部を例示すると、

 

・発言者によって注意の仕方が異なることが問責に値するとしながらも、具体例を答えられない。

・委員の辞職願の取り扱いをめぐって他の委員から聞き取りした際、都合の良い部分のみを切り取ったことが問責にあたると言いながら、具体的な内容は答えない。

・委員の辞職を認めなかったことは、心情に寄り添わない判断で問責に値するとしながら、判断の根拠を示さない。

・懲罰を受けた議員が反省を述べる場を設けなかったことが問責に値するとしながら、その根拠を示せない。

・議員間の不和を放置しているのが問題であり問責に値するとしたが、不和のきっかけは懇親会をやるかやらないかであり、議長が責を問われるような問題ではない。

 

当然質問が相次ぎましたが、まともな答弁がなく、たびたび休憩に。決議案の取り下げも求められましたが、取り下げられずに採決された結果、議長および、議長代理の副議長を除く13名中、提案者7名の賛成で可決となりました。

 

当日は傍聴者も多く、このような三種町議会の状況に驚いていたようでした。

 

3月議会の詳細は追って議員活動報告会で報告いたしますので、ぜひ足をお運びください。