ブログの最終日付を見ると6月5日。なんと4ヵ月近く更新できていませんでした。。。

いちど止まると再開のタイミングがつかめないですね。読者の皆様、また頑張ってアップしますので今後ともよろしくお願いいたします。

 

で、製作記の最後はナイロン弦仕様の「ヘッド板の製作」でした。とりあえずは完成まで書いて次のテーマに移ろうかと。

 

~ヘッド形状の完成~

ヘッド板を貼った後、テンプレートの代わりに図面を貼り付けて加工します。

 

まずは外形の荒切り。

バンドソーでチューナー(ペグ)を取り付ける面を切り取ります。

 

カンナで面を出します。

 

こんな感じでできました。

 

チューナー用の穴を開けます。

直角になっているか確認のためゲージを当てます。

 

開いた穴にチューナーを入れてスムーズに動くか確認。

 

 

なかなかいい感じです。

 

続いて弦が通る長穴を作っていきます。

今回、専用の治具を作りました。山形で教えてもらった時は、ボール盤で穴を開けて糸鋸で切っていったと思うが、ルーターがあるのでこれが使えるように製作したわけです。

 

ヘッドの上にルーターが走る治具を載せます。

 

 

 

ルーターを載せて数ミリずつ彫り込んでいくわけです。

 

 

こんな感じで開きました。

 

 

続いて外形をバンドソーで切り取ります。

 

うーん、我ながらこんな面倒くさい形状にしたのか。。。

メーカーならこれだけでコストアップ。

ちまちまスピンドルサンダーの径を変えながら削っていきます。

 

 

~つづく~