昨日に引き続き”口腔機能低下症の診断基準”についてお話します
シリーズで口腔機能低下症の診断7項目の検査の詳細をお伝えしています。
第3回目は咬合力低下についてです。
おさらい
口腔機能低下症には、次の7つの項目の検査があり、そのうち3項目が基準を下回ってしまった時に口腔機能低下症と診断されます。
①口腔衛生状態不良
➁口腔乾燥
③咬合力低下
④舌口唇運動機能低下
⑤低舌圧
⑥咀嚼機能低下
⑦嚥下機能低下
【7項目の検査の詳細】
③咬合力低下
咬合力低下は感圧シート(デンタルプレスケールⅡ)を使用し3秒間しっかりと噛んでもらいます。
感圧シートは特殊加工になっており、シートを噛むことで歯列全体の咬合状態が赤色で印記されますので、そのシートのデータをスキャナーで取り込み咬合分析ソフトで解析し咬合力を診ます。500N未満が口腔機能低下と判定されます。
明日は”④舌口唇運動機能低下”についてお話します。
当院では7項目全ての検査機器をご用意して正確に診断しておりますので、お気軽にご相談ください
また口腔機能低下症の診断を受けても、口腔機能改善の発音練習や舌トレーニング等を行いますと健康な口腔状態に回復するようになります。
『口腔機能低下症の検査』にご興味ある方はこちらへ
もりやま歯科医院
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