人間関係の悩みでよく聞く、

 

「裏切り」の話。

 

 

 

僕も

どちらかというと

相談をされる側で

あることが多かったので、

 

たくさんの

裏切りシチュエーションを

聞いてきました。

 

 

 

 

浮気、横領、陰口、嘘。

 

などなど、

それは千差万別。

 

 

 

それらの共通点を考えてみると、

 

どうやら

人が他人に裏切られたと

思う時の状況って

 

自分が信じていた人が

予想外、約束外の行動をした時。

 

であることが多いようです。

 

 

 

 

 

でも不思議なのは、

 

「裏切られた話」

 

をする方って

 

どんな人と関わっても

ある一定の時間が経つと

 

「裏切られた、相手がくそだった」

 

という話をしだすことです。

 

 

 

 

 

一方で、

どんな人と関わっても

 

他人に裏切られたと思うこともなく

 

むしろ、いつも助けられていて

誰に対しても感謝している

 

と発言する人もいます。

 

 

 

 

 

Aさんが、Bさんを

嫌っていても

 

CさんはBさんと仲が良い。

 

でも

 

AさんとCさんも仲が良い。

 

 

そんな状況って

どこの職場、環境でも

必ずと言っていいほど

見かけてきました。

 

 

 

 

 

では、

 

いつも

 

他人に裏切られやすいと

思っている人の世界では

 

何が起こっているのか?

 

 

 

 

 

 

 

結論ですが、

 

人に裏切られやすい人って

 

「嘘をつくのが上手な人」

 

だと感じます。

 

 

 

 

これは

 

他人を傷つけないように気を使い

細やかなコミュニケーションを

するような心の優しい方。

 

にも当てはまります。

 

 

 

 

残酷なことですけどね。

 

 

 

 

優しい人って、

 

この人苦手だな。。。

 

と思っても、

 

「その場の雰囲気を悪くしたくない」

「相手に傷ついて欲しくない」

 

という想いから

 

 

「私は〇〇さんの意見、素敵だと思うよ」

 

とか

 

「私は〇〇さんも、ここに必要だと思うよ」

 

とか、

 

反射的に感じてない

テンプレ的な優しい言葉を

 

相手に伝えてしまいます。

 

 

 

 

ですが

これをやってしまうと、

 

「本当は苦手。できれば近づきたくない」

 

という自分の本音を押し殺し、

 

「我慢して相手に合わせる」

 

ということをしているので、

 

 

自分の心に

嘘をついていることになります。

 

 

 

 

そして、

 

「寄り添ってくれた相手がいると

 人は嬉しいもの」なので、

 

あなたが

苦手なその人も

 

その瞬間は

嬉しくなって心を開きます。

 

 

 

さらに悪循環なのは、

 

優しい人って

相手の感情を読み取る力も

長けているので、

 

その相手の喜びを受け取り

その感情がまるで

自分の喜びであるかのように

勘違いをしてしまうんです。

 

 

 

 

だから、

 

本当は苦手なタイプな人の

はずなのに、

関わるうちに、なんか、

一緒にいる時間や話をする時間が

増えていきます。

 

 

 

 

次第には、

 

職場で、仕事モードの時は

割と元気でいられるのに

 

家に帰って1人になると

何もする気が起きないくらい

疲れる。

 

 

 

 

なんて、

ルーティンにハマってしまいがち。

 

 

 

 

 

なぜ、

疲れ果てるのかというと

 

それだけ、

自分の本音を押し殺して

周りに合わせているから

 

に他なりません。

 

 

 

 

だから、

 

まず気をつけてみたら良いのは、

 

誰かと

コミュニケーションを

とっている時に

 

これを言っておけば

相手は喜ぶかな。

 

=========

 

これを言われたら

相手は嬉しいかな。

 

これを言われたら

信頼してくるかな。

 

というような動機から

発している自分の言葉がないか?

 

=========

 

を、

じっくり観察することです。

 

 

 

 

だいたい、

こういう

 

相手を喜ばす、励ますことを

目的とした「言い回し」が

 

癖になっていますし

 

そういう優しい言葉を

相手にかけてあげることが

 

人として素晴らしいと

思い込んでいます。

 

 

 

 

だから、

 

心がこもっていなくても

 

優しい言葉を使っている他人を

安易に信じてしまうんです。

 

この人は自分と

同じ考え方の人で

気遣いができるから

きっと優しい人なんだって。

 

 

 

自分が普段、

 

===========

相手のために良かれと思い

ついている嘘

===========

 

これがわかるようになると

 

===========

相手がついてる嘘や

心から言ってない言葉

===========

 

も自然とわかるように

なりますし、

 

 

 

自分が相手に気を使わなければ

相手も自分に気を使わないので

 

ちゃんと本音で

関わってくれるようにもなります。

 

 

 

 

離れるべき人は離れていき

近づいてくれる人は近づいてくる。

 

自然とそうなっていきます。

 

 

 

 

 

だから

 

人に騙される。

人を信用できない。

 

という方は、

 

 

少し勇気がいる作業かも

しれませんが、

 

「優しさから出てくる嘘が

 癖になっていないか?」

 

を、

 

じっくり観察してみてください。

 

 

 

 

そして

その嘘がなくなり

 

本音で他人とコミュニケーションが

取れるようになった時、

 

人間関係はあなたの望むように

最適化されていきます。