aiko 4月の雨 歌詞考察
7/17にニューシングルが
リリースされるわけだけど…
あったとしても、この4月の雨は
2曲目だと思うんだよね…
入らない可能性だってある。
でも、ライブではやる気がする。
だから、ライブ前に是非
この記事を観て欲しい。
そしたら、多分ライブで
何倍も泣けると思うから…
別に泣かなくてもいいって?
まぁ…そう言わないで
心して観てください。
では、歌詞考察いきます。
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まず、いきなり最初のフレーズ。
『遠くまで届いているだろうか
時々不安になるけれど』
これで、普通は
あぁ遠距離なんだぁ…って
感じるんだろうけど
ここのブログ読者なら
そろそろその歌詞の奥の意味を
探ったりしてるよね?
そう、多分これは
aikoがライブで感じてる気持ち。
aikoはいつもライブの時に
1番遠くの人まで届いてるかを
すごく気にする。
ライブ中、アウトロの時とか
よく愛おしいものを見るような
優しい瞳で、ふっと息を吐いて
遠くを観るaikoが
自分は印象的なんだけど
この時、こう思ってるんだろう。
1番奥まで届いてる?って。
そんなaikoはよく
ライブで頑張りすぎるから
毎回どこか心配だったり不安なのは
ファンだったりするんだけど
きっと、それより不安なんだろう。
これだけ売れて、15年目にして
さいたまスーパーアリーナという
キャリア史上1番大きな会場でも
ライブを行なって
きっとますますその想いは強くなり
そのライブの一年前に作られた
この曲を、どうしても
4月にみんなに届くようにと配信で
リリースしてくれたんだろうね。
この曲は多分、ふっと作った曲じゃなくて
こういう曲を作ろう、と狙って
作った曲だと思う。
その理由は、二番の歌詞。
『二人だけで決めた約束に
永遠の秘密を交わした』
『瞳は雨』
aikoワードがこんなにも詰まってる!
しかも二番にこんなに。
aikoは基本、一番しか曲を作らずに
ディレクターに音源を渡し
オッケーが出てから二番から先を
作るんだけど
この曲は多分、一番を書いて
メロディをつけた時点で
二番、それからこの曲の最大のポイント
ブリッジ部分まである程度
考えていたんじゃないかなー?
という気がする。
それは以前にこのブログで行なった
楽譜に起こしてみたシリーズの
4月の雨 編を観て欲しいんだけど
この曲は、変ホ長調でつくられている。
aikoで変ホ長調なのは何曲かあるが
シングル曲でバラードなのは
『カブトムシ』以来なのだ。
これは、のちに重要になってくるので
頭の片隅に入れておいて欲しい。
変ホ長調の曲って、黒鍵が多いから
わざわざ最初から作ろうと
思って作らないと出来ないみたい。
みんな、この曲の歌詞を全体的に見て
どういう曲か?と聞かれたら
大好きだった人を今でも想い
いつまでも待ってる唄
って感じになるよね。
表向きはそれで合ってると思う。
でも、会報でこの曲は
好きな人のことだけじゃなく
親友とか兄弟とか仲間とか
色んな感情がこもっている
と書いている。
自分は最初にこの曲をフルで聞いた時
あぁ…aikoは本当に不安でいっぱいで
いつか飽きられるんじゃないか
ファンがいなくなるんじゃないか
って想いを常に抱えてるんだなぁ…
と感じた。
余談になるけど、この飽きられるかも…
っていう不安な想いは
少しだけ共感できるとこがあって。
自分もこのブログをはじめて
何年か経つけど
最近どんどん読者が増えてて
嬉しい反面、その人たちを
これからもどうやって
満足させていこうか…
飽きられずにいつまでも観てもらうには
どうしたらいいか…って
こんなどうでもいいブログでも
想ったりする。
ということは、それで生活してて
しかも夢を叶えているaikoは
もっともっと
とてつもなく不安なわけだ。
これは、恋愛でもそうで。
いつまでも相手が好きとは限らない。
aikoなんかは特に相手の気持ちが
いつまでも続くって思ってないし
相手を信じるまで何年もかかるって
言っているぐらいだから
恋人がいるほうが日々不安で
安定しない毎日なんだろう。
よく相手に違う好きな人が出来たら
裏切られたという女子がいるけど
(男子でもいいんだけど
こういう問題は女子に多いので…)
それは、もちろん他に好きな人が
出来てしまった男子も悪いけど
そうならないように
自分を磨き続けなかった女子も悪いよね。
いや、悪いとか悪くないとかじゃないけど。
これは最近のaikoがよく書く歌詞
明日あなたはあたしのことを
どう想っているだろうか
というテーマに繋がるんだけど。
相手が自分を好きでいてくれるかは
自分の努力次第なのだ。
それは相手に強要できない。
いつまでも好きでいてよね!とは。
ということも踏まえて
この唄を、aikoからの昔のファン
への想いを綴った曲と捉えてみた。
『あなたを待ってる
変わらずにこれからも』
aikoのFC番号1万番以内の古株で
きっといまだに継続しているファンは
半分いるかいないかだと思う。
自分もギリギリでそこに入るけど
10年前にライブ会場で集まっていた
あの頃の仲間で、いまだにファンを
続けているのは半数にも満たない。
みんな、aikoを嫌いにはなっていないだろうが
ライブに行くほどのファンではなくなっていたり
子供が出来て自分の時間が取れず
そっと応援する立場になっていたり。
aikoは、目が良くてライブ会場で
昔からのファンとか、よく見る顔を
確認すると、ホッとした顔で
笑って、うん!と頷く。
きっと、その回数が減っていることに
aiko自身気付いていて
どこかで淋しい想いをしていたから
こんな曲が出来たのではないか?
と、いう方向で今回は考察していく。
それにはひとつ裏付けがあって
aikoは、恋愛で過去の人に
戻ったりすることは絶対にない
とよく発言している。
そんな人が、あなたを待ってたり
するだろうか…?
やあわてさか…、差
妄想して歌っているかもしれないけど
aikoはあまり実体験以外の歌は作らない。
という理由から
この歌は恋愛の形をした
ファンへの想いの歌だと断定したい。
そして、ここからが
先程も言った最大のポイントになる
ブリッジの部分の話。
この曲を歌詞カードを見ながら
さらーっと聴いたら
この変態ブリッジで
はっ!!! となる人は多いだろう。
『きっとあなたは きっとあなたは
あなたを超える日が来る
そんなあなたを そんなあなたを
今でも想っています』
最初は、そうかぁ…
源がとうとう太一を超えたんか…
そろそろ結婚でもすんのかな…
と、漠然と思ったんだが
全体の歌詞の流れからすると
これは、そういうことではない。
ここから先は完全に
個人的な妄想の世界に入るので
aikoの世界観とずれていたら
それは許して欲しい。
このブリッジの部分。
これは、ファンから見た
aikoへの想いを描いている。
aikoはひっそりとデビューして
地道にキャリアを積み
花火がジワジワと売れ始め
その先はみなさんもご存知の通り
カブトムシが爆発的にヒットして
一躍スターになった。
これをaikoが望んでいたかどうかは
わからないけれども
長くいつまでも歌手をしたい
というaikoの夢からすると
売れているに越したことはない。
でも、本人からしたらそのスピードに
ついていけないぐらい
一気に売れて忙しくなり
ゆっくりとやりたかったことも
できないまま、ここまできたかもしれない。
その間に、売上が落ちた時期や
喉を痛めた時期などもあり
決して順風満帆ではないまま
15周年を迎えたわけだ。
そして、LLP15add.では
ライブの核となる部分で
全公演違うストーリーのトーク導入からの
『カブトムシ』
aikoは、この13年間
(カブトムシをリリースしてから)
良くも悪くも、カブトムシありきで
ここまでアーティスト活動をしてきてて。
なんでもかんでも、カブトムシ
と言われることに
腹をたててた時期もあったはず。
一時期ライブで歌わない時もあったし。
でも、ここ最近は
それすらも受け入れて
カブトムシがあったから
今があるんだって
自分自身で納得できるように
なったんだと思っている。
そのカブトムシを超える曲は
我々ファンの中にはもちろん
もう既にたくさん存在してるけど
世の中的にも、aiko的にも
そこはきっとずっと高い壁で。
だから今回、わざわざ狙って
カブトムシと同じ変ホ長調の曲調で
この15年間を振り返るような
季節ものの記念ソングを作ったんだろう。
で、それが一番二番と形になって
出来た!と思えたからこそ
このブリッジが完成して
ようやくaikoは
カブトムシaikoから解放されて
超えた!!と思えたんじゃないかなぁ…
『どう、みんな?
aikoの中で、ようやく
カブトムシを超える曲が出来たけど…
みんなの中でも超えたかなー?
昔、カブトムシで好きになってくれて
その後離れていってしまった
元ファンの子達がこれを聴いて、
あ、aikoすごい!あの時を超えてる!
って感じてまた戻ってきてくれたらいいなぁ…
と想って、みんなに届くように
初の配信でのリリースにしました』
ってインタビューがあっても
いいぐらいな。
もちろん、これは完全な妄想ね。
客観的にファン目線からaikoを観た
歌詞も取り入れて
それはそれは特別な1曲になったのが
この『4月の雨』なのではないだろうか。
でも、aikoの中ではまだそれは
確信ではなくって…
この曲を聴いて
カブトムシししか知らない人や
カブトムシの頃のaikoが好きだった人が
aikoと言えば、4月の雨だよねとか
昔より今のほうがいいねとか
言ってくれるようになって
はじめて自信となるんだと思う。
だから、ここを観てるファンだけでも
大きな声でaikoに届けよう。
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aiko、15年間お疲れ様。
いつもいつもありがとう。
aikoはいつもライブ中に
1番後ろまで届いているか心配してるけど
大丈夫だよ。
1番後ろどころか、こうやって
色々な人がライブレポやらを
書いてくれるお陰で
行ってない人にまで
ちゃんと伝わってるから。
このPVでも、ふと笑うaikoの姿が観れるけど
我々ファンはとにかく
aikoが笑っていてくれれば
それだけでシアワセなんだよ。
どんなことがあっても
うちらは離れてなんかいかないし
だから自信を持ってこれからも
たくさんの作品を世に出して
そして、笑っていてください。
これからもうちらに出来ることは
ライブ中にaikoが不安にならないよう
全力で盛り上げることと
こうやってaikoの作品が良いと
世の中に伝えていくことだけだけど
それが少しでもaikoのパワーになるように
やり続けていくからね。
そして…昔の作品を超えてる曲
とっくにいっぱいあるよ。
どんどん売上が落ちていても
それは作品が劣化してるんじゃなくて
時代の流れの問題だから。
だから、気にせずに
もっとバンバン新曲をリリースしてください。
これからも応援してます。
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これがaikoに届こうが届くまいが
aikoが抱えている不安を解消できようが、できまいが
この想いを4月の雨を聴いてから
どうしても書いておきたかったので
長くなっちゃいましたが
歌詞考察として記事にしました。
あんまりいつもは
こんなことは思わないんだけど
この記事は全国のaikoファンに
観て欲しいと思う。
本当はこの記事、7/17に
リリースしようと思ってたんだけど
今回、次のシングルに入らない
可能性も見えてきたので
明日の大虐殺の前に
少しでもみんなの気持ちを
紛らわせたら…と思って
6/5にアップすることにしました。
この記事を読んで、少しでも
共感してくれた方がいたら…
是非、みなさんのブログやら
Twitter、mixiなどで
この記事を拡散してもらえたら
嬉しいです。
そして、みんなでaikoに
感謝をして、少しでもaikoが
不安じゃなくなるように
みんなで手を取り合って応援を続けて
7/17を無事に迎えられたらいいね。
例え明日、ライブの先行予約に
全部落ちたとしても…ね(笑)
そんな感じ…ですかね。
書きたいことは全部書けた気がする!
また何か書き足りないものがあれば
どこかのタイミングで追記します。
長いこと読んでくれて
どうもありがとう!!
1人でも共感してくれる人が
いてくれたら嬉しいです★
きっとaikoは
きっとaikoは
aikoを超える日が来る
そんなaikoを
そんなaikoを
今でも想っています