先日の誕生日記念パーティーで長渕剛の『とんぼ』をライブ演奏で歌った。



ちなみに入場曲も『とんぼ』を使った。



去年のパーティーでも『とんぼ』を歌わせてもらった。



そして、携帯の待ち歌も『とんぼ』に設定してる。



そこまで長渕剛が好きなのか?



そうではない。



確かに長渕剛も好きやけど、俺が『とんぼ』にこだわる理由は元プロ野球選手の清原和博サンの大ファンで、その清原の打席に入る時のテーマ曲が『とんぼ』やからや。



知っての通り、俺は大のプロ野球ファン。



そのプロ野球を好きになるきっかけが清原やった。



1985年11月20日
忘れもしない俺が小学5年生の秋。
俺はおとなしい子供で当時クラスのみんなからハミ子にされていじめられていた。
それと同じ時に、高校3年生やった清原がプロ野球のドラフト会議で12球団中、6球団から1位指名をされた。



1位指名というのはいわゆる1番獲得したい選手という意味。



そしてくじ引きをして清原を引き当てたのは西武ライオンズ。



これでめでたくプロ入り…
のはずが、清原は眉間にシワを寄せて悔し泣き。



理由はジャイアンツに入りたかったのに、そのジャイアンツから指名がかからなかったから。



ここまでに至るいきさつは他にも色々あって話せば長くなるから省略するけど、ドラフトで1位指名をされて、野球をしている人なら誰もが憧れるプロ入りを目の前にして、悔しくて泣いている人は後にも先にも清原しか記憶に無い。



色んな意味で何てスゴい人なんやろうって、その日以来清原の存在が気になり出した。



そして高卒1年目でいきなりライオンズの4番を任されて新人王。

※写真はプロ入り初ホームランを打った時。
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※写真は西武黄金時代
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その活躍はいじめられていた俺にとって励みになった。



清原の存在が無ければ、そのままいじめられ続けて腐っていって今の俺は無かったかもしれへん。



それぐらい幼い俺にとって大きな影響を与えた人。

※写真は憧れの巨人時代
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2008年10月1日
あれから23年が経った。
その清原が膝のケガが原因で引退し、プロ野球人生に幕を降ろした。



もちろん、俺は大阪ドームまで引退試合とセレモニーを見に行った。

※写真は引退試合で親交の深いイチローが見守る中、イチローのバッティングフォームを真似た時。
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セレモニーには清原と親交の深い長渕剛もゲストで来ていて、ライブで『とんぼ』を熱唱した。



もう清原の姿と共に『とんぼ』を耳にする事はない。



その日以来、事あるごとに『とんぼ』にこだわるようになった。



だから俺にとって『とんぼ』は長渕剛の曲ではなく清原和博の曲。


それは俺の中で何年経っても変わる事はない。



そして、これからは俺の永遠のテーマ曲にしていきたいと思う。