イメージ 1

2月10日(金)深夜にABCで赤井英和の現役時代を追ったドキュメンタリーが
放送されました。
当日朝、新聞に目を通すまでこの番組の存在自体を知らなかったので慌てて録画しておいて
さっきまでじっくり見ていましたが、赤井英和は現在でこそ『ごきブラ』やドラマ・映画のイメージが
強くて、ひょっとすればボクサー赤井英和を知らない人も多いかもしれません。
かくゆう私も赤井の試合はほとんど見た事なくて断片的に世界タイトルマッチや
選手生命を絶たれる頭部に大怪我を負った試合ぐらいしか記憶になかったので
こうやって連続KO記録で注目されだしたころの試合から見れたのは嬉しかったです。
唯一の世界タイトルマッチ挑戦となったブルース・カリー戦では
会場も放送席もセコンドも、そして選手も皆が興奮状態のまま唐突に試合が終わってしまった
印象でした。
『7月7日7ラウンドにKOする』と語っていた赤井がまさか自分がその目に遭おうとは...
こういう番組をもっといい時間帯で多くの人に見てもらえればボクシングの良さも
いい意味で伝わると思うのですが。
ラストでは後輩の井岡弘樹のジムを訪ね(ちなみにナレーションはトミーズ雅、ごきブラですねw)
リング上で赤井が井岡のミット目がけてパンチを叩き込み、『もし生まれ変わってもボクシングを
しますか?』の問いに『ボクシングして、同じ人生したいな。怪我して死にかけて貧乏して
役者してバラエティやってもう1回同じ事したい。これから先どうなるかわからへんからな
わからへんけど生まれ変わっても同じ事したい』この時の表情が凄くいい顔をしていて
ボクサーとして一人の人間としての赤井英和を垣間見えたように感じました。