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F1オフシーズンの特別企画
『F1 LEGENDS 81’-82’』という番組があり
http://www.fujitv.co.jp/cs/index.html
昨年夏にウェブ投票を行った中から視聴者の上位10GPと
選に漏れたGPの中から解説者セレクションの6GPを加えたシリーズで放送しており
現在は82’シーズンに突入し、先日82’サンマリノGPが放送されたのですが
このGPはのちの破滅へと繋がるフェラーリの2台がチーム関係者のスピードを落として
暗に順位キープのサインをピットから何度も送っていたにも関わらず(そのころは無線は
まだ使われていない)それを無視してジル・ヴィルヌーヴ(ジャック・ヴィルヌーヴのお父さん)と
ディディエ・ピローニ(フランスの俊英、当時アラン・プロストとともに次期チャンピオン候補)が
お互いがお互いを信じない中、イモラで何度もギリギリの抜き合いを展開して
最終ラップでディディエがジルを交わしてそのまま優勝、詰め掛けていたティフォシ(フェラーリファン)は大喜びでしたが、雑誌などで何度も語られていますがレース後の表彰式では一切視線を交わさない寒々とした光景が展開されたという曰くつきのGPです(なぜか表彰式のシーンは映像なしでした)
HDD録画しておいて土曜の深夜に見ていたんですが見ていて切なくなりました。
このGPは当時強豪だったロータスやブラバム、現在でもお馴染みのマクラーレンやウィリアムズが
マシンレギュレーション解釈でFIAと揉めボイコットし(昨年のアメリカGPでのタイヤ問題での集団ボイコットみたいなものです)14台で行われ、同じく当時の強豪だったルノーと地元のフェラーリ以外はあまり強くないチームだったのでレースはほとんどこの2チームが独走し、そしてルノーの2台がトラブルでペースダウンし、最終的にフェラーリの一騎打ちになったのですが...
82シーズンは94シーズンと同様に呪われたシーズンとなる始まりに。

(ジャック・ヴィルヌーヴ サイト)
http://www.jacquesvilleneuve.com/