若者のファッションが70’S~80’Sなので、
見ていて楽しい2010。
私が10代だった頃のファッションとほぼ同じです。

なので、当時の自分が誰に影響されていたのかを思い出してみた。

私が10代の頃、ファッションのお手本となった(要するにマネした)人々は、
デボラ・ハリー、ケイト・ブッシュ、オリビア・ニュートンジョン、リンダ・ロンシュタット、
B52’Sの女子、PLASTICSのチカちゃん、ジューシーフルーツのイリヤさん、キャンディーズのスーちゃん。
陸奥A子先生 田淵由美子先生 くらもちふさこ先生 のマンガに出てくる女子の服。
ドラドラ子猫とチャカチャカ娘 奥様は魔女 パートリッジファミリーなどのアメリカテレビ番組に出てくる人々。

ちなみに、音楽雑誌とマンガのほかは、
ギャルズライフ ポップティーン オリーブも読んで、
可愛いモデルのページの角を折っておきました。
あ、もちろん宝島も。

私のファッションの「コツ」はというと、
基本ロックファッションが好きなのですが、
調子にのると「似合わないキャラ」ということを念頭に置き、

男子のマネをするべからず。
あくまで女子のマネをせよ。でした。

それは、どんなにハードコアパンクが好きでも、「ハードコアパンク男子」のマネではなく、
「ハードコアパンク男子に似合う」女子のマネをするということです。
それは、どんなに「まことちゃん」が好きでも…もしかり。

しかも、マネする女子を一人に絞るのではなく、数人をMIXしてマネするのです。
すると「マネ」がちょっと「オリジナル」になりました。

なーんてことを改めて思い出してみたとて2010。
「あの頃とほぼ同じね、ふっ…」なんて言ってたら、若者に「ちげーよ」と言われるでしょう。

なぜなら、

スパッツ→レギンス
チョッキ→ベスト→ジレ
オーバーオール→オールインワン
スモッグ→チュニック
ジーパン→デニム
ボロボロジーンズ→クラッシュデニム
ダボダボジーンズ→ボーイフレンドデニム
のびのびジーンズ→ストレッチデニム
ポンパドールは盛り髪か?盛りヤング?

と、すっかり「呼び名」が変わってます。
総理大臣も変わります。


おしまい。